・・・・・・・っということで、帰宅途中、自宅のすぐ近くの交差点で、救急車が止まっていた。
見ると、ストレッチャーに固定された女性が、まさに救急車に乗せられるところだった。
乗用車とパトカーの2台、ハザードランプを点滅させて止まっている。
救急隊員が、目撃者と思しき人に、「どの位飛ばされましたか?」・・・っと聞いている。
乗用車が歩行者をはねたばかりのようだ。
「じゃあ大したことないですよ」と聞こえたような気がする。
こんなクソ寒い、もうすぐ夕飯の時間だってぇのに、ツイてない人だなぁ~っと思った。
・・・・・
昔むかし、ぼくの姉が横断歩道を青信号で渡っていて、ダンプに跳ね飛ばされたことがある。
後頭部をしこたま打って気絶し、病院に運び込まれた。
警察から電話が入り、母親が病院にすっ飛んでいった。
そのとき、ぼくはまだベッドで寝ていて、眠りを妨げられ、「メドクセー」と思った。
正直、そう思った。
そんな風に思った自分が信じられなかった。
俺って、精神オカシイんじゃないの?・・・って思った。
もう少し、動転すべきじゃないのって。
幸い、母親を見て姉が泣き出したと聞いて、安心したんだけれど、
そのときの「罪の意識」は未だに消えていません。