心の荒れ | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A


・・・・・・・っということで、最近は荒(ア)れています。

何が荒れているかというと、心です。

心が荒れているんです。


・・・・・・・


マア、ぼくのブログを以前から読んでくれている人なら判るかもしれませんが。

最近、荒れているんです。


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自分なりに、どうしてかナァ~っと考えるわけです。

そこで、ヤッパリ思い至るフシがあるんですね。

今の仕事をもう、5年以上やっている。


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飽きやすいと言ってしまえば、オシマイなんですけれど、

いままで色々な仕事をしてきたけれど、

だいたい5年周期なんですね。

ぼくの過去を振り返ると。

マア、その各部署で使い物にならなかったってぇこともありますが、

なぜか、会社にとって新しい仕事を任せられるんです。

それは、ぼくのサラリーマン人生における、「運命」みたいなものなんです。

こればかりはどうにもならないことで、自分が意識してそうしようとは思っていないんです。

いまの海外関係の仕事を任されたのが、だいたい5年チョット前。

若いときにやっていたとはいえ、その間、物凄いブランクがあった。

でも、会社の期待って、そんなことは関係ないんです。


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色々なプレッシャーがあったけれど、5年以上経ったいま振り返ると、

結構、よくやったナァ~っと思う。

自分で言うのもナンだけれど、

若い部下たちは、ぼくが付けた筋道に沿って、いま忙しそうに働いている。

わき目も振らず。


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でも、ぼくはどーなの?

一応、ライバル会社からはウルサイ相手だと思われるところまでこの部署を引き上げたつもりです。

でも、心が荒れているんです。

一応、責任者なので、部屋のトップの椅子に座っています。

山中湖から帰って、頭の後ろに両手を組んで、部下たちの仕事ぶりを眺めているんです。

椅子に浅く腰掛けて、後ろの背にもたれ掛かりながら。

部下たちの仕事っプリを眺めているんです。


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よく働くんです。

一生懸命に。

殆ど、ぼくが気が付かない細かいことまで、隅々まで気を回して仕事をしているんです。

ぼくといえば、ときたま相談に乗るだけなんです。


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結論を言えば、「もう、ぼくは要らないんです。」

回ってくる稟議書にハンコを押して、

会計報告を承認して。

つまらない会議に参加して。

1週間の進捗状況を報告して。


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そんなことは、もうぼくじゃなくたって、部下の気の利いたヤツの方がずっと上手くやれるんです。

そりゃ、肩書きがものをいう場面もありますよ。

でも、その後は、部下に任せたままでいい。

いつまでも自分の影響力を残して、後継者を育てなかったんじゃないか?

なんてぇーいう非難はぼくには当てはまらない。

絶対に当てはまらない。

部下の自主性に任せていますから。

彼らが間違った判断をしても、自分のマチガイに気付くまで、放任していますもの。


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ぼくもそう育てられた。

物凄く、

モノスッゴク、間違いを犯した。

でも、放任してくれた。

それを、どこまで意図的にしてくれたのかは疑問だけれど・・・


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ごく一般的にいえば、ぼくのようなサラリーマン生活を送ってきたケースは稀でしょう。

ぼくのケースは特殊なのかもしれない。

そんなイイカゲンな仕事っプリでは、定年まで全(まっと)う出来ないだろうと思います。


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以上が、ぼくが荒れている理由なんです。

このあともう5年だって?

そんな自分は、想像できない。

そんな自分は・・・・・・・。