情報について(その1) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、ビジネスでは、情報は大切です。


特に、ぼくのやっていることは、情報が全てと言っても差し支えないくらい。


競争相手の知らない情報を持っていれば、相手より高い金額での受注だって可能になる。


そんなことは、もう何回も実証済みです。


だから、情報に対する「感度」が問題になってくるんですね。


最近私の部署に入ってきたある部下。


云わば、試運転期間なんですがね。


ぼくは、彼がどの程度の感度の持ち主かをまずチェックするんです。


手ごろなプロジェクトがあったので、試しに担当させました。


これは、成功体験を早く着けさせたいからなんですヨ。


もし、受注したら、君が取ったプロジェクトだと言ってあげられるから。


ホントーは、裏で色々とサポートしているんですがね。


優秀な部下を一人サブに付けて、ぼくはあまりでしゃばらない事にしている。


客先との打ち合わせなんか、二人で行かせる。


そして、ときどき報告を別々に聞くことにしているんです。


ここで、差が出るんですヨ。


ものすごい差が出るんです。


同じ相手から同じ事を聞いているのに、全く情報の受け取り方が違うんです。


一応、メモした内容は報告するのだけれど、何がカギなのか、その情報の価値が全く分かっていない。


これは他に喋っていい情報ですかなんて聞いてくる。


・・・・・・?


こちらはその情報を使って、競争相手が不利になるような加工だってできる。


それを競争相手が持ったら、同じような工作をするでしょう。


何の変哲でもない情報に見えるけれど、使い方によってはいくらでも価値が出てくる。


そして、得られた情報には時間と金がかかっていることに気付いていない。


タダで他人に渡すなんて正気の沙汰じゃない。

これは、会社にも言えることで、正直に会社に報告したりすると、


その情報の価値の分からない者が、知らずに洩らしてしまうことだってあるんです。


・・・・・・つづく