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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・っということで、日本の風景は美しい。


イヤ、正確には美しかった。


まだ、正確ではない。


日本の国土、風景、自然は美しい「骨格」を持っている。


ぼくは時々、江戸時代にタイムスリップしたいなァと思うことがある。


なぜかって?


その時代に、日本を旅行した外国人の気分を味わいたいからです。


どの村も、自然に溶け込んでいる。


人工的な建物とは言っても、全て自然の素材だ。


人々は、自然を征服したなんて大それたうぬぼれは持っちゃいない。


大自然の中に、ひっそりと「生活させてもらっている」というスタンスだ。


圧倒されるようなダイナミックな自然ではないけれど、コントロールされた自然。


緻密な自然。


骨格のいい自然。


箱庭のような風景。


そう、箱庭のような風景。


その島国に住む人々に相応しい自然。


いや、その自然がそのような人々を育てたのだろう。


なんでそんなことが分かるかというと、「浮世絵」が残っているからなのです。


この浮世絵という芸術は、日本人が持っている最大の財産の一つだと思いません?


・・・・・・っと、ここまで書いて思うんですけど、ぼくって導入部分が長すぎるなぁ~。


ここまで読む人はあまり居ない。


書こうとひらめいたのは、ここからです。


日本人が作り上げた知恵の中で素晴らしいことの一つに、「借景」っというものがあります。


島国なので、自分の庭だけでは狭いんですよね。


だから、遠くにある景色を「借り」ちゃうんですね。


この素晴らしい知恵はいつの間にか、この国から消えてしまった。


なぜって?


借景しようとするとどうなると思います。


どうなると思います?


・・・・・・・・そう。


電線が視界を遮るんですよね。


このクソ忌々しい(いまいましい)電線が、


この電線が


この電線が癌なのです。


ウソじゃないですよ。


試しに、このブログを読んでいるアナタ。


モニターから目を転じて、窓の外に目をやってみてください。


そこに何が見えます?


・・・・・・


言わなくても分かる。


そこには、電線があるでしょ?


もっと酷いケースなら、電柱に乗っかったトランスが見えるでしょ?


そうなんです。


これが、ぼくらの美しい日本を奪った癌なのです。


江戸時代に完成された日本人の美しい自然は、徹底的に痛めつけられたのです。


いま、建築デザイナーで「借景」を考慮する人がいると思います?


もう諦めているのです。


彼らは、単体で最高のデザインをしても、総合でデザインできないと知っているのです。


でも、ぼくは諦めていません。


ナゼなら、日本の自然は美しい「骨格」をまだ持っているのです。


例えば、日本アルプスを登山するバルさん。


あなたは、日本の美しさを知った。


あなたは、その美しさを知る感性を持っている。


日本の電力会社は、日本国中を電線で覆い尽くすことに成功したけれど、


まだまだ、残っている部分がある。


・・・・・・


どうです?


日本から電線を消去しましょうよ。


日本の骨格が残っている間に。


これから日本を背負う、若い人たちのためにも。