【Smoke】 | so what(だから何なんだ)

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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・っということで、誰にも相手されないので、一人寂しくDVDを観た。


【Smoke】
1995年アメリカ映画
ハーヴェイ・カイテル主演


まいったね、こんな映画を見落としていた。


ツタヤで100円レンタル中の作品に含まれていなければ、知らずにいただろう。


丁寧な作りであるが、物凄く丁寧ではない。(笑)


そのチョット雑な部分を、ハーヴェイ・カイテルの演技力で補っている。


ニューヨークの街角を定点観測風に、毎日決まった時間に写真を撮っているアルバムがキーである。


ウィリアム・ハート演ずる作家が、最初、みな同じ写真じゃないかと雑に見るのを、


ハーヴェイ・カイテル演ずるタバコ屋の主人が、「同じじゃない、もっと丁寧に見ろよ」


・・・という風に、映画のストーリーが展開する。


ニューヨークの街角に生息(?)する何人かをピックアップして、丁寧に眺めていくのである。


どの物語も、心に響くいい話なのである。


父親としての寂しさ、男としての愛、夫としての虚脱感、息子としての渇望。


男中心に物語りは構成されているが、娘の父親に対する愛もさりげなく描かれている。


やせ我慢しているが、どの男も溢れんばかりの愛を持っている。


しかし、それを扱いかねている。


自分の優しさとどう折り合いをつけるか。


男たちは、それが分からないのである。


でも、どの話も上手くできすぎている。


ウソっぽいのである。


最後の話もウソなのか、本当なのか、結局分からないままに終わっている。


ようするに、いい話風に観客を煙に巻くのである。


文字どおり、それはタバコの煙なんだけどね。