Dark Side(その3) | so what(だから何なんだ)

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、会社の裏側の世界というのは難しい。


ぼく自身、見てみぬフリをずっとしてきたから・・・。


マア、海外の仕事をするうえで、汚い面は避けて通れない。


一口に、汚いと言ってしまったが、汚い=犯罪とは限らない。


ホントーに犯罪になるかならないか、グレーの部分は必ずある。


本人次第のところも大きい。


本人が意識していなくても、犯罪になることだってある。


例の談合事件では、ゼネコン、商社、コンサルタント、各種業者、国の機関の全てにおいて、犯罪をやっていたことが分かった。


分かったというより、バレた。


ホントーは、みんな知っていてやっていたのだから、バレたというのも変である。


【例えばゼネンコン。】


海外に関わらず、工事事務所を立ち上げる前にそのスジにきちんとしておかないと、ある日ヤッサンが事務所にやってきてスゴむ。


ぼくも見たことがあるが、怖い。


まあ、人を怖がらすのが商売だから、上手いものである。


【例えば、法人。】


一見そのスジとは見えない紳士が本社にやってきて、定期刊行物を取ってくれとか、会員になって会費を払ってくれという。


払わないと面倒なことになるし、払っても面倒なことになる。


だから、各社にはそれ専門の担当者がいるのが普通だ。


【例えば、談合。】


違法だとは知っているが、みんなやっているので、やらないと商売が成り立たない。


経営陣は知らないことになっている。


実際にトップが知らないという、ウソみたいなホントーの話もある。


だから、会社は談合担当者を任命する。


ドジを踏んで公取にシッポを掴まれてしまうと、その担当者はブタ箱に入ることになっている。


全部ソイツがやったので、会社は知らないということにする。


解雇したりなんかする。


刑期を勤め上げて出所してくると、手厚い保護が待っている。


子会社に飛ばされたりしているが、思いっきり経費を使いまくることが出来る。


【例えば商社。】


最近は業者の方が海外の経験を積んできたので、昔とちがって商社の出番が少なくなってきた。


でも、商社の需要はまだある。


海外工事で、商社をかませておくと、地元への袖の下とか、いわゆる「潤滑油」に対する出費(領収書)をうまく処理してくれる。


・・・・・・っという具合に、ぼくはあまり知らない。知らないことになっている。


じゃあ、こんなことをやっているのは日本だけかというと、とんでもない。


もっと露骨にやっている国なんかザラにある。


国によって事情はかなり異なるが、政府高官や、地元有力者のことを忘れると、仕事がまったく動かなくなる。


下手をすれば、銃弾を撃ち込まれる


・・・・・・っという具合に、ぼくはあまり知らない。知らないことになっている。


プロジェクトものになってくると、コンサルタントの力量が重要になってくる。


いままで、業者におんぶに抱っこで教えてもらっていたのに、これからは自分でやらなければならなくなった。


いままで、威張ってきたツケが回ってきた格好だ。ザマア見ろ。


それより、一番悪いのは、役人たちだ。


いままで、犯罪の片棒を担いできたくせに、事件になるや否や、手のひらを返したように、正義の味方ぶる。


そろそろ、ほとぼりが冷めてきたので、またぞろ業者に擦り寄ってきている。


・・・・・・っという具合に、ぼくはあまり知らない。知らないことになっている。





end.