太宰治 | so what(だから何なんだ)

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・・・・・・っということで、太宰治生誕100周年だそうだ。


6月19日ですから、明後日ですね。


特にファンということではないが、好きな作家ですね。


なぜか、女性にモテる。


不思議な作家ですね。


3回も女性と心中を図り、3回目にようやく女性共々情死を遂げる。


確か1回目は女性だけ死に、2回目は男女とも助かったような記憶がある。


心中する気がよく分からん。


好き好かれた男女が、何で死のうという気になるか、それ自体分からないのに、


この男は3人もの女性を一緒に死んでもいいと思わせたのだから、なお分からない。


自殺願望があるのなら、さっさと一人で死ねばいいのになんて思うのは、


まだまだ、男女の奥深さを理解できていないんですね。


・・・・・・っと、ここまで書いて、以前【人間失格】の読書感想を書き留めていたことを思い出した。


ここからはそのコピー&ペーストで、手抜きします。(注意:長いです。)


------------quote--------------


こういう作品を、この歳になるまで読んでいないのは、全く罪なことである。

こういう本は、若いときに読めば、かなり影響を受けると思う。


今更言うのも気が引けるが、太宰治は上手い。

なかなかの、策士である。


主人公の葉蔵は、まさしく太宰そのものであろう。

自分自身のことを、かなり正直に独白したと思わせる。


だが、計算が働いている。

葉蔵と同じく、この期に至っても、オチャラケの芝居をしている。

本当のことを書いていない。

もうこうなれば、この人の正直な気持ちというものは引き出せないだろう。


誰でも、人生で仮面を被リ続けるのは、また事実だろう。

だが、ここまで自分を隠し通すのは、なにか病的なものを感じてしまう。


変な言い方だが、この人はサービス精神がとても強かったと思う。

読者に対して。


あまりにもサービス精神が強すぎて、読者の期待を裏切らないために、自殺をしたのではないかとさえ思ってい

る。


ここまで書いたら、本人が自殺しないと、格好悪いじゃないか。

読者が、ガッカリするじゃないか。

そんなところへ、自分を追い詰めたような気がしてならない。



不思議な魅力を持った人である。


何でこんなにも、女性にモテたんだろう。


カネに不自由しない、良いとこの出身だからこそ作り上げた坊ちゃん風の性格。

そして、めったやたらに教養が高いのに、世間知らず。

手が届かないはずの人なのに、手が届く。

そんな、女性を惹きつける条件を満たしていたのだろうな。


それにしても、3回も女性を連れて入水自殺(情死)をするなんて。


分からないのが、女性の心理である。


もともと自殺願望がある女性達だったのだろうが、いまのネット時代じゃなかったんだからなァ~、当時は。



end.