近頃のガキども | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、先ほどようやく航空会社に電話が繋がり、1日半遅れで飛行機が飛ぶらしい。


ホントかなァ~?


さて、あるブロガーがとてもいいことを書いていた。


ヤッパリ、エアロビクスが上手な人は、頭もイイ。


ホントかなァ~?


その連想で、またジジイのひとり言。


私の子供たちを見ていても分かることなんだけれど、近頃の子供たちは知識が豊富なことに驚かされる。


何で、そんなこと知っているの?


何で、そんな用語を知っているの?


まあ、こちらの無知を棚に上げて言っているのだから、タチが悪いが。


だいぶ大人になって、経験をつけなければ知らないようなことを、知っているんですねェ~、ヤツ等は!


もちろん、その知識はインターネットや、TVから得ていることは間違いないんですけどね。


それと、確かめたことはないが、仲間内で知らないと恥をかくか、逆に知っていることで優位に立てるんじゃないかな?


こういうことは子供たちにとって真剣な問題なんですよ。


生きるか死ぬかってぇくらい。


あと、自信を持って言えますが、活字からもしっかり情報を得ている。


しかし、新聞や本からは得ていないですね。


漫画とか、コミック雑誌なんだろうけどね。


これが、子供同士の間なら、まあそんなに有害じゃない。


知ったかぶりの競争ですからね。


でも、大人との議論だと問題がある。


問題大有りですよ。



ヤツ等は、大人と議論して勝てることを覚えてきやがった。


議論して勝つことが多くなったので、自信をつけてきたんですよね。


彼らにすれば、議論する大人といえば、まず両親が対象でしょうね。


でも、親が相手では手加減せざるを得ない。


お小遣いを減らすとか、飯を食わさんとかの切り札を持った相手とは本気でやりあわないほうが賢明だと知っているんですね。


それと、親によっては殴られる心配がある。


そこで、手っ取り早い相手として、教師がいるんですね。


大人を論破する練習台として、こんな格好の対象はいない。


仲間内の知ったかぶり競争で腕を上げたガキどもに取って、新米の教師なんてチョロイ相手でしょうね。


なんたって、すぐムキになるから。


ムキにさせれば勝ちというルールを新米教師たちは知らないんですから。


しかも、最近の教師はぶん殴らない。


もし、私が今の状況で、子供時代に戻れるなら、大変魅力に感じますね。


当時の私は、かなり殴られましたから。


いまなら即、英雄でしょうね。


・・・・・・っと、まあ、今の学校問題の根本原因ってこんなところだと考えて、大きく外れていないでしょう。


本当に、教師の方々、ご苦労さん。


・・・・・・じゃネーよ。


しっかりしろよな。お前らプロなんだから。


対策は自分たち教師の世界で、編み出せよな。


それと、変な教師は、淘汰する仕組みもついでに良く考えるんだな。



・・・・・・オット、話が変な方向にズレてきた。


話しを本題に戻しますと、経験を伴わない、そして、本当に自分で考えていない知識ばかりでは危ないということ。


これは、今の社会が抱える大問題なのですね。


世の中には、情報が溢れかえっている。


その情報は、子供と大人の差も無く、均等に受け取ることが出来る。


今は、その情報が正しいか正しくないかじゃ無くて、他人が知らないことを知っているかに価値があると思い込まれている。


皆借り物の情報を集めて、あたかも自分は知っていると錯覚してしまっているんですね。


じゃあ、その情報が正しいか正しくないか判断するには、経験が必要なのですね。


こればかりは、量において子供は大人に勝てない。


経験とは、情報を頭から信じないということですね。


一歩下がって、自分の経験と照らし合わせて、判断するわけです。


経験がある人ほど、色々な角度から情報を吟味できる。


これが大人の強みなのです。


でも、出来ない大人が多いんですよね。(私も含めて。)


経験に裏打ちされた知識ほど強いものは無い。


例え、経験によって間違った知識を得たとしても。


ガキどもの攻撃を撃退するには、この弱点を突くしかない。


「だから勉強しろといってるんだァ~!!」


・・・・・・っと、締めくくるまでのプロセスは、各自にお任せします。ハイ。