トラウマ集(その1) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、私のトラウマ集である。


他人から見ると、そんなことがトラウマなの??


・・・・・・っと、驚かれるかもしれないが、いまこの歳になっても、それを思い出すと大ため息をついてしまう。


【最古のトラウマ】


今から思うと、その薬は咳止め薬だったと思う。

とても甘い薬だった。

当時の日本は、今からは想像も出来ないほど貧しかった。

子供は甘いものに飢えていた。

まだ、幼稚園に行く前だったと思う。

近所のガキどもを集めて、これは美味いんだぞと言いながら、皆の前で得意気に飲んで見せたのだ。

まるまる一本。

もちろん、親には黙って薬箱から盗み出して。

お腹が痛くなって苦しんでいるのを親に見つけられ、薬を飲んだことがバレてしまった。



【最古のトラウマから二番目のトラウマ】


私は子供のときから、超人見知りだった。

いつも一人で遊ぶ方が好きだった。

親はとても心配ていた。

他の子供と遊びなさいと叱られたことが何度もあった。

そんな子供でも、幼稚園に行かなければならなくなる。

もう、イヤでイヤで、死ぬほど入園式は行きたくなかった。

入園式が終わって、親が教室で先生の説明を聞いている間、子供たちは運動場で遊ぶことになった。

この時点で、私は固まってしまった。

でも、皆と遊んでいる自分を親に見せなければならないと思った。

そこで、滑り台を滑って降りたあと、そこでじっと止まった。

当然、あとから滑り降りてくる子供たちが重なってしまった。

そこで、ワーワーと騒ぎが生じることになる。

子供の浅知恵で、自分が他の子供と係わり合いが出来ているところを見せたかったのだ。

あとで、母親になんであんな意地悪をしたんだと、こっぴどく叱られたのはもちろんである。



【最古のトラウマから三番目のトラウマ】


私は、子供のときから鼻血を出しやすい体質だった。

幼稚園のとき、何かの拍子で鼻血を出してしまった。

先生が、私を保健室に連れて行くように、その組で一番可愛い女の子を指名した。

私は鼻血がたれないように上を向いたまま、その子に手を引かれていった。

なにか、とても嬉しくなって、ふざけた。

そうしたら、「ふざけないでッ!!」・・・・・・と、その子に叱られてしまった。



【最古のトラウマから四番目のトラウマ】


小学校1年生のときに、おばあちゃんが死んだ。

本当のおばあちゃんではなく、母親の親戚筋のお年寄りを、ずっと家で面倒を見ていたのだ。

とても、やさしいおばあちゃんだった。

総入れ歯をしているのに、悪ガキの私は水飴をワザと食べさせるのだ。

そうすると、入れ歯がくっついて、外さなければならなくなる。

あたふたするのを見て、面白がるのだ。

そうなると分かっているのに、おばあちゃんは水飴を食べてくれる。

それくらい、やさしいおばあちゃんだった。

でも、大好きなおばあちゃんが、老衰で亡くなった。

夜だった。

寝ていると、シクシク泣いている母親の声で目が覚めた。

確かに、死んでいる。

私は、「おばあちゃんが死んじゃったァ~ッ!!」と叫んで、泣き出した。

ウソ泣きだった。

本当は泣かなければならないのに、涙が出てこなかった。

そのまま布団にもぐりこみ、気が付いたときは朝だった。