タクシードライバー | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
62カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、仕事も終わったし・・・・・・


深夜発の飛行機までどうやって時間を潰そうか思案中です。


この国のことは書き切ってしまったし・・・・・・


エアロビクスのことは1週間やっていないので・・・・・・


話題に困ったなぁ・・・・・・


タクシーに乗ると、運転手になるべく声を掛けることにしている。


景気を判断する一つの指数になるからだ。


判断材料としては、かなり正確だと信じている。


先ず聞くことは:


1.どこの国から来たのか

⇒圧倒的にパキスタン人が多い。たまに、インド人、バングラディッシュ人。

2.ここに来てから何年経つのか

⇒最長22年、最短7ヶ月だったな。

3.どのくらいの頻度で帰国できるのか

⇒5年間で2回というのがあったな。3ヶ月/回くらいは居られるらしい。


そこで:


4.家族と離れていると寂しいだろう・・・・・・っと振ると、大体打ち解けてくる。

話し好きの運転手なら、子供のことなんかを話し出す。


当然の流れとして、相手からもどこからきたのかと聞かれる。

⇒インドネシア人か、韓国人か、中国人かとは聞かれたが、日本人だとズバッと当てられたことは無かったな。


ここから:


5.最近の景気はどうか

⇒5年位前から好景気になったが、去年の後半からパタっと悪くなったと口をそろえた。

6.この国は好きか

⇒殆どが自分の国で働けるのなら、帰りたいと答える。

 法律を皆が守るので、好きだと答えたドライバーがいたな。


ちょっと気の利く運転手なら、日本の景気に興味を示してくる。

日本で仕事の口はあるか聞いてくる。

⇒タクシー運転手は飽和状態だし、何しろ日本語が話せないと仕事は出来ないと答える。


ここで、ションボリしてしまう。


お気付きだと思いますが、全員が流暢な英語を喋る。


この国でタクシードライバーになるには、6ヶ月間の教育を受けて、パスしなければならないらしい。


地名を良く覚えているのには驚かされる。


かなり、厳しい合格基準のようだ。


知らないビルの名前を言うと、ムキになって探し出す。


でも、相当低賃金な上に、着替えの空間がようやく取れるような2~3段ベッドの狭い部屋に押し込まれているとのこと。


どの国も同じだと思うが、「生きていくことは大変なのである」。


もちろん、ドライバーも当たり外れはあるが、間違いなく全員が「必死で生きている」。


日本の若い人に、海外に出るよう勧めるのは、こういうことである。