・・・・・・っということで、昨夜はスタジオに2羽の蝶が迷い込んだ。
ヒラヒラした尾を持つ珍しいタイプ。
一羽は白色で、もう一羽は黒色。
二羽の蝶は、スタジオの片隅で舞っていたのだけど、全員の目を釘付けにした。
特に皆の目を惹いたのは、その珍しい尾のためではなく、あまりに違う外見によってであった。
白い方はハッとするくらい形が美しく、もう一方は悲しいほど不恰好といわざるを得なかった。
その対比は悲劇を通り過ぎて、喜劇的でさえあった。
白い方に比べ、黒い方がずっと舞うのが巧みであった。
しかし、黒い蝶が上手く舞えば舞うほど、白い方が引き立つのである。
まるで、悲しい道化の役割でしかなかった。
だれもが、この二羽の蝶がつがいであるとは思わなかった。
距離も保ったまま、視線さえも合わせようとしなかったのだから。
たまたま、偶然スタジオに迷い込んだだけだと。
風呂上りのあと、一緒に車に乗って帰っていく二羽を目撃した人はいたのだろうか・・・・・・。