私的な悩み | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・っということで、老人になると昔話に事欠かない。


昔々、それは大昔、私が若かった頃、短い期間ですが、私は船に乗っていました。
太平洋も何度か往復したので、本格的な船乗りだったと言えるでしょう。


下船時は、できる限りその地方の観光をするのが楽しみでした。
・・・・・っといっても、時間が限られているので、いつも駆け足でしたが。

船に乗っていると、陸(オカ)に一方的な片思いをするものです。


入港間近になると、双眼鏡で街を眺めて想像を膨らますのが好きでした。

だけれど、普通生活するといえば陸上の生活。
海の上で暮らしている人のことなんか、これっぽっちも気にかけない。
一方的な片思いというのは、そういうことです。


日本各地の港も印象深いのですが、何といっても外国が面白い。
最初に行った外国はアメリカで、船で行きました。
それも、ハワイ。
その後、シアトル、上海、香港、シドニーなどに行きましたが、何といっても印象が一番強いのが、ハワイ。
最初に経験したときのインパクトが一番大きい。
当たり前ですが、周りはみんな外国人。(いや違った、こちらが外国人なので、現地人。)
最初にしゃべった英語が、アイスクリーム店で、「Double scoop, please.」。
そんな、些細なことが記憶に残っている。


結局、海上生活は30歳になるずっと前に終えてしまいましたが・・・・・。


その後、何かしら海外と関係する仕事で、現在に至っています。
いま数えてみると、29ヵ国を訪問したことになりますが、若いときに行った国のほうが断然印象が強い。


・・・・・っと、なんでこんなことを書いているかというと、
娘が大学の卒業旅行でイタリアに行きたいといっているのである。


そりゃ良いことだから、ドーゾと言いたいのだが、資金まで期待しているようなのだ。

世の中、変わったもので、昔はそんな卒業旅行なんていう贅沢は無かった。


ウ~ン、悩ましい。

実は、子供達が小さい頃、ヨーロッパ(当然イタリアも)や、アメリカ旅行に連れて行ってやっているのだ。


そこまで甘やかしていいのだろうか。

まあ、親に連れて行ってもらうのと、友達同士で苦労していくのとは、断然違うことも分かるのだが・・・・・。