今日は牡蠣と食中毒について。
牡蠣には豊富な栄養素が含まれ、
肝機能を強化する働きや貧血症に悩む方には
強い味方となる食材でもあります。
しかし食中毒を引き起こしやすい食材としても
有名ですね(特に冬場が多いです)
牡蠣が感染源食材となっている理由
牡蠣が生息している海水がノロウイルスに汚染さると、その汚染された海水に常にさらされている状態となります。
牡蠣の場合は、汚染された海水が腸管を通り内蔵部分に蓄積し、蓄積したウイルスは増殖せずに徐々に濃縮されていきます。
これはノロウイルスが人の細胞内でのみしか増殖することができない為です。
こうして濃縮されたノロウイルスを持つ牡蠣を、火を通す事なく生で食事した場合に、ノロウイルスは人間の小腸内に侵入し猛威を奮いはじめるのです。
生牡蠣食中毒を発症する原因は、ウイルスが濃縮した牡蠣を生で食べる事が最大の要因です。
しかし、生牡蠣を食べた全ての人が食中毒症状を起こすという訳ではもちろんありません。
実際、食中毒症状を発症するのはごく稀なケースなのです。
食中毒を避けるために牡蠣を食べる際の調理のポイントは
加熱と加熱時間です。
生牡蠣の内部に蓄積したノロウイルスは
熱に強い耐性を持っており、ウイルスを駆除するには、不活化する温度までしっかりと加熱を続けることが大切です。
具体的には、牡蠣の中心温度が85度以上になった状態から1分間以上の加熱を行うことでノロウイルスの活動は不活化すると言われております。
沸騰したお湯の場合は、最低でも1~2分程度、カキフライ料理食べる場合は約180度前後の油で4分以上あげることで食中毒の発生率が大きく低減することも解ってきております。
牡蠣を食べるときの参考にして下さい。
ちなみに写真は、当院の近くの鉄板焼き屋さんで頂きました(o^^o)
とてもおいしかったですよ(^^)/
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