AMG63 M156エンジンの修理、WPC処理 | ファーストのブログ

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AMG63 M156エンジン(当該車両はW211 AMG E63)はインテーク油圧タペット(リフター)カムシャフト、特に右側バンクにカチカチ異音がなり、

暖まると消えるといった症状が最近急激に増えてます。リフターの経たりでも異音、パワーの落ち込みの原因になります。

 

今回の御客様は、インテーク側カムシャフトの若干磨耗やリフター経たりが出始めていたので、新品カムシャフト、リフターの交換、加工、

さらに御客様からの要望で耐磨耗性を上げるためにWPC処理(マイクロティンプル処理、特殊表面処理)を施しました!

処理されたカムシャフトはグレー色で表面が硬くなったか感じにもみえます。

 

上記の画像状態だとかなりの打音がします。

 

御客様は700馬力超えのスーチャー付きでサーキットも走ってる方なので普段からエンジンの気遣いには慎重ですので今回は更にオイルクーラーのコアを交換し、油温も105°で安定するでしょう。

気になる方は大事になる前にご相談ください!