先日、教養マナーコースをご受講中のTさんから、
言葉遣いについて、
このようなご質問がありました
みなさん、こんにちは。
貴女の人生が最良になっていく
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ファースト・フィニッシングスクール 奥田理恵です
Tさんからのご質問を紹介しますね。
Tさんより
『◯◯の件は、お聞きになりましたか?』と、メールが届きました。
なんだか、上から目線のように感じられました。
(習いごとの先生からなら納得するのですが、笑)
あまりいい気持ちにはならなかったのです

私なら、同じ習いごとの受講生さんにメールをする場合、
『お聞きになられましたか?』と、メールするかな?って、思ったのですが、
先生、いかがでしょうか?
結論から言いますと、
その相手の言葉遣い(敬語)で合っています
正しく使われています
一方、Tさんならこう書くといわれた、
「お聞きになられましたか?」のほうが、間違いなんですね
これだと、いわゆる、
二重敬語になってしまって、
現代国語ではNGです。
尊敬語の表現として、
「お~になる」というパターンがあるのですが、
「聞きましたか?」をそれに当てはめると、
まず、現在形で、「お聞きになる」。
それを、過去形にして、疑問形にすると、
「お聞きになりましたか?」となりますから、
合っていますね。
Tさんの場合だと、
「お」という尊敬表現に加えて、
「なる」に「られる」という尊敬表現までつけてますので、
ホンマはいらんねんっ
「お聞きになられる」という二重敬語に
それを、過去形+疑問形にして、
「お聞きになられましたか?」としているので、
間違いというわけです
Tさんに、説明すると、
「そうですよね、教養マナーコースで習いましたよね
でも、幼い頃から、
私の周りでの会話が、
この二重敬語が当たり前になっているので、
どうしても、耳に馴染んでしまって
【お~になる】だと、物足りなく感じてしまって、
相手に失礼なんじゃないかと思ってしまって、
ついつい、二重敬語にしてしまうんですね」と、
お話くださいました。
Tさんの気持ちも、よく分かります
他にも、
「おっしゃる」で良いのに、
それに「られる」まで付けて、
「おっしゃられる」という二重敬語で話している人、少なくないですよね
きっと、Tさんと同じ気持ちで、
「おっしゃる」だけでは、物足りない、
リスペクトが足りない、と感じてしまって、
ついつい、二重敬語にしてしまっているのかなと思います。
だから、言われる方も、
二重にしてもらわないと、リスペクトされた感がない
つまり、上から目線で言われたように感じる、ということなのでしょうね
こればっかりは、
あぁ、そうなのか、
これが正しいのか、
と、理解してもらうしかないですが
言葉って、間違っていても、
それを使う人が増えれば増えるほど、
それが当たり前になっていくから、もどかしいですね
さぁ、あなたも、
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今日よりもっと、美しい明日のために…
もっと素敵な私になっていきましょう
今日も、おかげ様のみなさまに
愛と感謝をこめて。
最後までお読みくださりありがとうございました。

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