第42話「小さな空の下」
ベルナルドの命令によって、ブラジルチームは不本意ながら日本チームを潰すためのプレーをし始めます。
だが、反則の様なラフプレーなどは何もされてないのですが、次々にみんなが倒されていくのです。
ブラジル選手が一体何を行っているのか?
それを見極めようと決意していた時、明日人がアルトゥールから後ろ首を指で刺されているところを野坂が発見するのです。
ブラジルが「デス•サンバ」を放ち、西蔭は「アルテミス•リング」で応対するのですが、ケガを負っている右手ではボールを止められず……。
これで1対2でブラジルにリードを許してしまうのです。
西蔭はもうヤバいですね。
ケガした時点で交代すれば良いのでしょうが…。
野坂がブラジルのしていることに気づいた時、ベンチの析谷さんもブラジルは経穴殺法を繰り出していると見破ったのです。
「遠い昔に葬り去られたと言う禁断の技」で禁断のツボを突くと経絡から全身の力が奪われるのだそうですが、一体どこの北斗神拳ですかw
ブラジルのやり口が分かったものの、近づかれない様にするしか対抗手段はないわけで、なかなか上手くいきません。
それを物ともせず、何度も経穴殺法を使われても、何度も立ち上がる明日人です。
アルトゥールはそんな明日人に複雑な思いを抱きます。
ブラジルのミゲルはこんなプレーをすることに反発し始めますが、ベルナルドの指示なのでみんなも仕方なく従っているのです。
彼らはなぜ、ベルナルドの従うようになったかを、アルトゥールは幼いころの自分たちの境遇を思い返すのです。
ブラジルの小さな村の繊維工場で働く貧しいアルトゥールたちは、ベルナルドからサッカーを教わったことで変わっていきます。
オリオンが始まってから、何度も繰り返し描写された、貧しい子供たちとサッカーの関わりですが、ベルナルドがやっていたことも、父•ヴァレンチィンと同様なのだと分かります。
そして、このころのベルナルドは、かつてフロイが憧れていたように、子供たちにとても優しい男なのです。
今の冷徹なベルナルドとは見違えるほどなのですが、それだからこそ、アルトゥールたちは彼に従うのでしょう。
だがミゲルが言う、「あの頃はこんなに苦しくなかったぜ」と今の境遇を嘆くセリフに、アルトゥールたちはハッとなります。
「やるしかない」と心を偽って日本を潰そうする仲間たち。
ついにミゲルは止めに入るのです。
前半終了のホイッスルが鳴り、日本のベンチはブラジルの経穴殺法に対する、析谷さんの経穴ヒーリングで体の調子を取り戻します。
相変わらず、なんでもアリだなぁ、析谷さん。
一方、アルトゥールはベルナルドの元に向かい、「俺たちのやり方で正々堂々とと戦わせてもらいませんか」と直談判します。
やはり、ミゲルが反発したように、アルトゥールもこれ以上従いたくはなかったのでしょう。
だが、ベルナルドは冷たい態度で却下します。
アルトゥールは恐らく、心を押し殺しみんなに作戦の続行を言い渡すのです。
日本のベンチでは、ブラジルの経穴殺法にどう対処するかで話し合うのですが、そこへ水神矢は「俺たちもやらないか。反則プレー」と言い出しました!
ちょっ…、よりによってなんてこと言い出すんだw
今回はブラジルチームの過去話がメインでしたね。
やはり、昔と今のベルナルドの違いが気になるんですが、どうやら、それは次回にヒントが!