【大衆は常に間違っている/成功するのは5%だけ】 | Live with Max.

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世の中のあらゆることは、人間関係に行きつく。
そんな視点でいろんなことを考えながら書いています。

前回のブログに対して以下のようなコメントをいただきました。

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同じ内容の情報を取り込んだとしても、その人の理解力ややる気や行動力によって、その情報がGOLDにもなるしゴミにもなるのではないかと思います。

みんなが知り得る情報=価値の無いもの
の図式はあまりにも単純すぎではないでしょうか!?

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 匿名さん、ありがとうございます。おっしゃる通りだと思います。前回は少しわざと挑発的な言い回しを多用したのですが、気を悪くされたかたもいらっしゃったかも知れません。
 反応されたということは、たぶん匿名さんは日経ビジネスを購読されているのか、そういうのが好きな方かもですね。申し訳ございませんでした。

 匿名さんのおっしゃるっとおりそんな単純なものではありませんよね。実際には、自分がどんな環境やどのステージにいるかで変わってくると思います。



 前回書いた日経ビジネスは、大勢の人が読んでいる情報であることは事実ですよね。でも、自分の周りという狭い範囲だけを見れば、自分と同じような情報を持っている人はもしかしたらゼロかも知れません。そこでは価値があるかもです。

 その情報を得ることによって周囲が認めるような成果をだし成功しているのであれば、そこでは価値があります。でも、周囲からそのように認められていないのであれば、「自分はこんなこと知っている、勉強している」という自尊心を満たすだけの価値ですよね。
 
 
 さらにステージを上げると、自分がこれから起業するつもりだ、あるいはもうすでに経営者だ、というように事業の舵を切る場合。

 10年で5%の企業生存率という競争に負けず、成果をださなくてはいけないステージとなると、「その人の理解力や、やる気や行動力次第」だというのは大前提であり、そこで差がつくと考えていたらアウトですよね。

 他人と違う考え、違う行動をするために、他人と同じ情報でどうにかなるのか?他人と同じような情報や知識を得ていて、結果だけは5%の成功者なることなどありえるでしょうか。

 この質問とその答えだけならば単純だと思います(アール・ナイチンゲールの「大衆は常に間違っている」という名言の話ですね)。


 ビジネスで成功するこを目指している人、これから起業しようとしている人という前提であることを断って書いた内容でしたので、『みんなが知りえる情報』を得ることに対して「それは違う」とか全く思いません。

 それが習慣だったり、好きでしていることだったり、自分がそうしたいからしていることなんていくらでもありますし、僕だってそうしていますし。


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 僕が最近よく思うこと。それは世の中にはすごい頭のいい人、発想が突きぬけている人がたくさん、たんくさんいて、そういった人達が世の中をどんどん変えていっている。
 そういった人達はなぜ凄いのか?他の人が持っていない情報を持っていて、なおかつ視点や発想までぶっ飛んでいるという条件を外すことができるでしょうか。

 身近な話題の1つを例にすると、車の自動運転装置が普通になる時代がきつつある。「すごいなぁ」と最初は驚きながらもだんだんそれが当たり前に感じる人が大勢いるなかで、「10年以内にタクシー業界からドライバーがいなくなる」と予測している人がいるかもしれない。

 ここまでは、情報をどう受け取るかという差だけど、そこから新しい事業を考える人が必要とする情報はなんだろうか?
 誰も予想していない未来を見ている人が持っている情報はなんだろうか?それは大勢の人がすでに知っていて持っているものだろうか。
 
 「無人運転のタクシーなんてありえる?」って思っている人とは明らかに触れている情報の質に差があると思います。


 なんてこと言っている僕自身も別に成功したと認められているような人間ではないので、せめて自尊心を満たすことに価値を感じるレベルから抜け出し、自分の業界で成果を残せるよう精進していきたいと思うのです。


 ちょと、分かりづらいですかね(^_^;)


「どのような道を選んだにせよ、手本となる成功例が見当たらなければ、周囲の人々がしていることを眺め、単にその逆の事をすればいい。なぜなら、常に大多数の人間は間違っているからだ」


アール・ナイチンゲール

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