秋田も北国なのかもしれないけれど、札幌暮らしをしていて思うのは、少しだけど寒さのレベルが違うなぁ。あと、住宅の作りが違うのかなぁ。寒ーい!って思いながら帰ってきて部屋に入ると、暖房はついてないけどなんか「暖かかくね?」って感じる!
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先日、新宿西口駅近くのとあるカレー屋さんに職場の仲間と行ってきたら、びっくり。味は美味しかったと思うんだけど、ルーがめちゃめちゃぬるい。食べている途中でごはんまで冷たく感じるくらい。冷たいというのは大げさではなくて、本当に冷たいんですね。
結局全部食べたんでマズイわけではなかったんだけど、顔を見合わせて「もう来なくていいね」って話になった。あんなカレーはありえないから、たまたま何かのミスでそうなってしまっただけだとは思うけど。
で、悔しかったんでその翌日は大好きなココイチに行ってきたんですね。味が抜群に美味しいとかではないんですけど、なぜか僕は大好き。
ポーク三昧カレー
食べている時に、「あ!」と思いだしたので、先月の会議でカレー屋の店舗数1位がココイチで1,300店舗くらいだったかな。で、2位がゴーゴーカレーで80店舗くらいって話。10倍以上差があるのを果たして2位と呼べるのか?ってくらい圧倒的なシェア。
会議の時は、やっぱりココイチはすごいなぁーってしか思わなかったんだけど、ふと気付いたよ!1位が1,300で、2位が80店舗ってことはカレー専門店って実はめちゃめちゃ少ないんじゃない?
と、気になり調べてみたら約1,500店舗しかない。ココイチとゴーゴーカレーだけでも80%くらいのシャアじゃん!そんなもんかぁ、だってラーメン屋は日本に3万店舗以上あると言われているからね。
カレーもラーメンも国民食といっても過言ではないくらいなのに、これだけ差があるってことはカレー専門店ってそれだけ経営が難しいってことなんじゃない?ラーメン屋との比較じゃなくても1,500って少ないよね。
身近ではあるけど、外食としてはあまり食べないのか?まぁ夜遅い時間であればカレーよりもラーメンかなぁ。となるとランチでの売上が勝負になってくるとか?飲んだ後に〆のラーメンって人は多いだろうけど、〆のカレーはないもんね笑
ってことを考えると、ココイチがこれだけ店舗数あるのはひょっとしてとんでもなく凄いことなんじゃないかって気がした。
会議の時に聞いた話だと、ココイチの経営者いわく「お客様の声を店舗運営に反映してきただけ」だとのこと。たしかに、「答えはすべてお客様の声にあり」という本も出版している。
それだけお客様の声を重視しているので、会議も少ないらしい。お客様の声を判断基準に決定してしまうし、ストアレベルマーケティングを重視している。だからカレー専門店でありながらカレーマニアの支持は、もしかしたら薄いのかな。
ここから考えたことが2つ。1つは、やっぱりお客様の声にどれだけ真摯に向き合えるか?ということ。2つ目は、求めるサービスを受けることができないコアな客層ができることを恐れないこと、かな。
だってね、聞いた話ではココイチには一週間で5万通くらいのハガキが届くらしいですよ。それに対応しようというのを一番重視してるんだから。カレー専門店でありながら専門店ではないような感じに変化してもしょうがないよね。
でもそれがココイチのスタイルであって、結果がそのスタイルの善し悪しを証明しているわけでしょ。
最近、実際にそのことの大切さも実感する出来事もあり、深く考えさせられたのでした。