【合意か効率か?】 | Live with Max.

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世の中のあらゆることは、人間関係に行きつく。
そんな視点でいろんなことを考えながら書いています。

 2日間に渡る支配人会議を終えて一息。僕から支配人の皆さんへ提案と説明も行ったが、そのことについて振り返ってみた。

 あれで良かっただろうか?腑に落ちない点はなかっただろうか?研修で何かを教えたり、会議で発言やプレゼンをした後というのは、そんなことが気になり何度も考えてしまう。

『あそこは、○○というふうに言えばよかった』
『あのタイミングで一度だれかに意見の発言をお願いすればよかった』
『自分の提案対し、自らもっとデメリットも考えておくべきだった』

 といったことがポロポロとでてくる。

そして一番気になるのが、『もっと事前に合意を確認できるやりとりを重ねておいた方が良かったかなぁ』ということ。


 自分の案で問題なくまとまると予測できていた。それでもあえて事前に合意をえる手間をかけるのは、結果だけを見れば時間の無駄とも思えるが、これがそうとは言い切れないことを痛感し、忘れられない失敗をした経験がある。

 数年前、有料のダイエットプログラムの企画を、僕が中心になって進めたことがあった。それを担当するであろうメンバーが集まって研修を行った時のこと。
そのプログラムのトレーニング内容は、すべて科学的な根拠を詰め込んだもので、僕にとっては何の問題も考えられなかった。

 そして研修メンバーには事前に資料等も配布済みだったので大丈夫だと思っていたら、いざ本番になって何人かが予想外の決裂。完全に収拾がつかない状態になってしまったことがあった。

 当時の僕は、ただがっかりするだけだったが、後に自分の失敗に気づく。スピード・効率を優先して、メンバーの事前合意を得ることを怠ったのが明らかにダメだったのだ。

決裂したメンバーもしばらく日数が経過してから、100%といっていいくらいに僕の提案に乗ってくれて収まったくれたのだから、やはり原因は明らかだ。
 
 結果が読めていても、合意を得る過程に重要な意味があることを忘れると思わぬことが起こることもある。それが当時の教訓として残ってはいたのだが、今回はそれを少し怠ってしまった。

しかし僕の失敗例のように決裂するなら、実はまだマシだ。口にださずに不満をためこまれることの方が怖い。相手との人間関係の解れが、知らない間に進んでいくことになる。


 すべてのことに関してそのような手間をかける必要はないし、トップダウンの決定事項でスピード優先のこともある。でも、『ここぞという時』には欠かせないプロセスだということを僕は経験した。効率を優先し、自分の案を過信したたがために、結局は非効率で余計な時間と労力がかかった。
 自分が事前に積み上げた積木を一度あえてぶっ壊し、メンバーとあらためて一つずつ積んでいく。異なる積み方をあえて引き出し、それについてメリット、デメリットを一緒に考える。手間はかかっても実はそれが最短の道なのかも知れない。
 そしてそれは僕にとっては初めから見えていた積木の完成型であっても、メンバーにとっては自らが考えて作ったものに見えるはずだから、まったく意味が違う。


 まぁ、今回の会議の内容については、そこまで深刻になるようなことでなかったというのもあるが、途中までは合意を得るプロセスを進めながら、最後は間に合わなくてやめてしまったことが、自分的に後味悪く反省点。

そしてもう一つ。実はその数年前の研修メンバーが何人か今日までの会議にも参加していたのだ。それで改めて思い出したわけです。

 あと、これは余談になるが、提案や話しの内容ではなく、合意を築くプロセスそのものだけに関心がある人もいるから、そこにも気をつけなくてはいけない。
 要は、何か事が進む時に、自分が納得できる手順がとられていないと、それが気に入らなくてヘソを曲げ、不満を漏らすという更に難しいタイプの人もいる。それでもやはり『ここぞという時』には、しっかり手間をかけてなくてはならない。僕はそう思うのです。

 これからまだまだ大きな事が起こってくることもあるだろうから、改めてそんなことを思い出す良い機会だったなぁ。それをこれからも大切にしていきたい。

 Simplog



 

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