【それで本当に見えたと言えるのか?】 | Live with Max.

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世の中のあらゆることは、人間関係に行きつく。
そんな視点でいろんなことを考えながら書いています。

今年の最後のボディパンプ終了しました。
去年のラストレッスンを覚えていてくれた
CCさんから

『今年はエプロンじゃないんですか?』

と聞かれ、う~ん・・・いっとけば良かっ
かぁ、と少し悔やまれる。


しかし、エプロンだったことまで覚えてて
下さって、何だか嬉しかったな。


まぁ、正直言うと、去年のアレはKATSUMI
先生に無理矢理着せられたものだったのだが、
期待してた方がいたなんて、やっとけば良か
ったなぁ・・・


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さて、先日、勤務を終えて帰宅中のこと。
自然の恵120%田村さんと歩きながら交わした
会話。

なぜだかは忘れたが、視力検査がテーマに。

内『タムさんってコンタクトだっけ?』
 『入れて視力どんくらい?』

田『この間はかったら前より悪くなってて』
 『なんか私、視力検査ってよく分からない
  んですよ~』


内『どういうこと?』


田『今回0.7だったんですけど、でも多分
  目を細めれば1.0くらは見えたと思うん
  ですよ』


内『なんで見なかったの?』


田『細めて見てもいいもなのか迷うんですよ。
  どこまで見ようとしていいんだか、その
  ラインが分からなくて、なんだかもういい
  やって思っちゃうんですよ。』

 『ほかの人は皆、どうしているんですかねぇ?』


真剣な表情と口調で話すタムさんをみて、僕は
思わず声をあげて笑っていた。『そこは見とけ、
見とけ』と言いながら。



要するに、目を細めて見えた結果でた数字が
正しい自分の数字と言えるのかどうか?

その判断基準がはっきりとしないことには細め
られない、ということだ。


あなたはどう思いますか?

それ以前に、そんなこと気にしますか?


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

既にはっきりと見えているもの。

ぼんやりとだが、見ようと思えば見えるもの。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=


同じことのようで、そうではないこの2つ。


タムさんの全く冗談っぽくない話し方が忘れら
れず、帰宅後にその2つについて少し考えてみた。


僕に分かったのは、多分、物事にはこの2つの局
面は存在しているということ。いや、多分ではな
い、間違いなく存在しているはず。


だが、僕の場合、それがどんなことなのかは考え
つかなかった。


理由は何となく分かるような気がする。その2つ
を区別していないからだろう。



確信を持って得られた結果と、結果オーライで
得られた結果。


3択問題や、マークシートを適当に回答して取
った点数と、確信が持てない場合は潔く無記入
にして取った点数。


学校のテストや何かの試験ならそれでも点数を
取れればOKだろう。何ら問題ないはず。どちら
も同じ扱いだ。あらかじめ用意されていた答え
と同じかどうか?それが全てを分ける。


でも大人は、社会人は、ビジネスパーソンはそ
うはいかない。答えの導き方を知っていること
など大体役に立たない。それを使って行動を起
こさなくては何の成果もない。


ぼんやりとしか見えていないような事であれば
尚更だ。そんなものを頼りに起こした行動で得
られる成果など当てには出来ない。

はっきりとは見えないものを見えたつもりで得
られた結果に浮かれていようもなら、必ずその
先にボロがでる。


人生や仕事において、あらかじめ用意されてい
る答えなど存在しないと僕は思うからだ。


目を細めれば何となく分かる、と、はっきり見
えている、の違いは分かる。

だが、

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問題はそれを意識して区別出来ているかどうか?
本当の自分を知りたいかどうか?

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そこに全く関心が持てない、それを考える意味が
分からないようでは成長もないだろう。僕はその
言葉に無関心な人間ではありたくない。そうでは
ないと自分では思っている。


そう思った時、真剣な面持ちで語るタムさんへ
声を上げて笑いながら答えていた自分の姿を思い
出した・・・


はっきり見えているものと、ぼんやりしているも
のをしっかりと区別して考えたり、もう知ってい
ると思っている事ほど、さらに深く追求して確信
を強めたり。そいう学びがまだまだ足りないんだ
なぁ。



視力検査からかなり飛躍した話になったしまっ
たが、こんなちょっとした会話から、こうやって
自分を振り返ることもたまに出来るようなった。
そう思うと、以前の『俺が、俺が』という感じ丸
出しだった頃の僕に比べると、少しはマシになっ
たかな、という気はするんですよね。


まぁ、ほんのちょっとですが(笑)

いや、本当はこの話、面白い例がいくつか浮かん
だんで、おかしく書こうと思ったんですけど、
どうしてもタムさんの真剣な言い草が印象的だっ
たもので。


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さて、話は戻るが、あなたは視力検査で、しっか
りと見えるところまでしか答えませんか?

それとも、何となくでも見えたら答えますか?
見えなくても4分の1の確率にかけますか?


タムさんは本気で気になっていたので、ぜひあな
たのやり方を教えてあげてみて下さい。