先日、ネットでちょっと調べものをしていたら、
こんなものに偶然出くわしました。
【動物園とは】
生態を公衆に見せ、かたわら保護を加えるためと称し、
捉えてきた多くの鳥獣・魚虫などに対し、狭い空間での
生活を余儀なくし、飼い殺しにする、人間中心の施設。
【恋愛とは】
特定の異性に特別の愛情をいただいて、二人だけで一緒に居たい、
出来るなら【合体したい】という気持ちを持ちながら、それが常には
かなえられないで、ひどく心を苦しめる(まれにかなえられて歓喜する)
状態。
これ。。。。。実は。。。。。。。
国語辞典に載っている単語の解説です。
驚いたというより、正直、笑いました。
『辞書なのに、いいのか?』って感じですよね。
新明解国語辞典の第4版に載っていた解説です。
ユニークな表現で有名なので、ご存知の方も多いかと思います。
そこで今日の気づきは↓これです。
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会話や文章だけではなく、単語にも感情が宿る
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最初は、ただ『へぇ面白いなぁ』と思っていたのですが、
ふと【単語】の持つ意味というものを考えさせられました。
普段、私たちは会話の中で、いちいち単語が持つ意味を考えてから
口に出す、なんてことはしない時の方が多いと思います。
話す内容ならともかく、まして【単語レベル】ともなれば尚更です。
「この単語はこういう意味だよな」
なんてことを確認してから口にだすわけではありません。
しかし、単語レベルで考えた場合、その人の持っている認識によって
使われ方が異なることがあるんではないでしょうか。そうすると、その人が
会話の中で意図したいことや、表現したいことによっても、単語の使われ方
とうのが変わってきますよね。
待てよ、ということは
聞く方と、話す方、双方がその単語について意味は同じでも、
違うイメージや認識を持っていたら、コミュニケーションに
失敗することもあるのでは?
ということが頭を過りだしました。
例えば、冒頭の動物園にしたって、
『動物園が好き』という人がいる一方で、この辞書に書かれている
場所を好きだという言う人はまずいないでしょう。これは動物園に
対するイメージや認識の違いから生まれてくる。
これを知った上で、『動物園は好きですか?』と聞かれたら、
私は一瞬迷う。(この動物園の例は少し極端かも知れませんが)
私が感じたのは、単語そのものに感情は無いが、しかし会話や
文章になると感情がそこに発生するのではないだろうか?
ということです。
これを無視すると、
・伝えたいことが伝わらない
・相手を不快な思いにさせる
・つまらなく聞こえる
ということが起こってもおかしくないと思うんですね。
ですから、話し方だけでなく、自分が使っている単語に
対する感情が独特なものになってはいないだろうか?
ということをたまに考えてみたりするのは良いかも知れない。
特に仕事上においては、同じようなことを何度も繰り返し
話す機会が多いと思うので、そういうことは役にたつことも
あるのではないかと感じました。
『コミュニケーションって難しいよねぇ』
『日本語って難しいよねぇ』
なんてことを良く言ったりしますが、
こうやって一歩引いて考えてみると
そのことがすごいよく分かるような気がしました。
ところで、現在はどう表記されているか分かりませんが、
新明解国語辞典の第5版では
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【恋愛とは】
特定の異性に対して他の全てを犠牲にしても悔い無いと
思い込むような愛情をいだき、常に相手のことを思っては、
二人だけでいたい、二人だけの世界を分かち合いたいと願い、
それがかなえられたと言っては喜び、ちょっとでも疑念が
生じれば不安になるといった状態に身を置くこと。
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となっていたようです。
さすがに国語辞典で【合体】の表現は
マズかったのでしょうか。。。。
今度、最新版を読みに書店に行こうかな(笑)