先週の谷亮子さんと、高橋尚子さんについての話で、
『言葉の放つ正しさに酔うことなく、行動で示す』と言うことを書きました。
しかし、こんなことを書いている私も実は、行動を起こすことが苦手というか、
ウジウジしてしまうことがよくあるタイプです。
そうやって行動で示すって言っても、それがなかなか難しいんだよなぁ。。。。
お恥ずかしながら、そんなことばかり考えやすい性格です。
しかし、そういった行動を起こすことが苦手な分、
あることを意識するようには心がけています。
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【言葉に酔わない、自分自身に感違いをしない】
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●言葉に酔うとは?
簡単な例を挙げると
『皆さん、ありがとうございます!』
『感謝しています!』
『嬉しいです!』
などといった言葉や、
仕事で言うなら
『お客様をもっと大切にしよう!』
などと言った類の、いわゆる『良い言葉』『素敵な言葉』です。
見方によっては『きれい事』とも言えるかもしれません。
決して、それを言ってはいけないというわけではありません。
私も、よくに口にする言葉です。
但し、こういった言葉は、ある錯覚をもたらすこともあります。
【言っただけで、良いことをしたような気分になる】
【言っただけで、良い人間と周りに思われたような気になる】
ということです。
実は、以前の私は、このような錯覚にどっぷり浸っていた人間でした。
良いことを言ったり、このように文字で発信したりすると、それだけで、
あたかも自分が何かをしたような気分になっていたのです。
この仕事に携わり、特に接客というものを勉強するようになってから
それを痛感しました。
接客でいうならば、
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■相手や自分が『楽しい』と感じること
■相手や自分が『嬉しい、気持ち良い』と感じること
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この2つは、似ているようで実は全く違うんですよね。
後者は、接客業で言えば、笑顔、お辞儀、言葉づかい、姿勢など。
目に見えるもので言葉だけなく行動にも表します。
丁寧に、親切に説明してくれるとか、そんなことではなく、人を気持ちよくさせる
『おもてなしの心』がそいうった行動に表れているんですよね。
『気持良いなぁ』 『嬉しいなぁ』と感じるお店とかは、それが例外なく徹底されています。
商品よりも、まず『店員の対応』が良いのです。全てのお客様へ同じように心を込めて
いるのがすぐに分かるんですよね。
また来たい! ここで買いたい!と心が動かされますし
そのことを他の人にも話したくなります。
話が、接客業に偏ってしまいましたが、別に『きれい事』は言うのはダメだ
ということではありません。むしろ、個人的には大いに言うべきだと思います。
ただ、私が大事だと思うのは、そういう言葉は
『言うためのものではなく、実現させるためのものでなくてはいけない』
ということです。仕事上では当然のことですが、たまには家族や友人との
関係でも、そんなことに気を使うことが出来ると、本当の意味での優しい
人間になれるのかも知れない。
以前の私は『良い言葉』や『素敵な言葉』を言うだけでしたが、
『自分は、言葉にしているだけで、それを示す行動はしていない』
これを常に自分に言い聞かせることで、そのきれいごとを実現させることが
どれだけ大変なことか、それが少ずつですが分かるようになってきたと思うんです。
それだけでも以前の私に比べたら、少しは進歩したかなぁ、と感じるんですね。
上記の接客業での例に限らず、何か物事で、望む結果をだす力を身に付けたい
と思うのなら、まずはこういう『言葉の酔いを自ら覚ます』ことを意識することが
役に立つのではなかと思うのです。
これからもその姿勢を崩さずに、何事にも取り組んでいけるよう頑張ります。