今回のレスミルズ新曲発表は、今までの中で最も疲れた。。。。
なんといっても初っ端のスーツ&ワイシャツです。
ただでさえ、普通の人より暑がりな私にとっては、大変な試練でした。
今回の曲にオペラが入っているということで、あの衣装になったのですが、
一応ポール・ポッツを意識していたのです。
殆どの人が彼の名を知っていると思うが、今回の曲は彼が一躍注目を
浴びることになった、あるTV番組で歌った曲なのです。
『Britains got talent 』というイギリスの番組なのだが、素人が全国から
オーディションに参加して、審査員や視聴者が勝者を選んで行くという
超人気番組です。いわゆる公開オーディションです。
この企画をもとにしたのが、初代チャンピオンがケリー・クラークソンで
あることでも有名な『アメリカン・アイドル』です。
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国民的スターを発掘することが目的のテレビ番組で、
なんとも風采のあがらない男がステージに現れた。
ずんぐり体型。
ぐんにゃりした襟元のワイシャツ。
安くささがにじみ出てるスーツ。
短すぎる髪型。
そして極めつけが、最悪といってもいいほどの歯並び。
2,000人の聴衆が見守る中、審査員達の冷ややかな視線と言い草が
彼に突き刺さる。
女性審査員が期待ゼロといった感じで、『今日はここで何をしてくれるの?』
と質問をする。ポールさんは『To sing a opera』と答えた。
この時、この男が歌うオペラに誰が期待をしただろうか?
審査員長のサイモン・コーウェルが、「どうぞさっさと終わらせてくれ」
と言わんばかりの口調で、「OK、いつでも始めて」と言う。
彼が選んだのは、オペラ「トゥーランドット」の歌曲の1つ
“Nessun Dorma”(邦題:「誰も寝てはならぬ」、プッチーニ作曲)だった。
聴衆も審査員もしらけ気味に、冷ややかにポールを見つめる中、曲が流れ始めた。
しかし、彼のテーノル・ボイスが響き渡ると同時に、全てが一変する。
↓その様子の動画(PCからどうぞ)
http://www.youtube.com/watch?v=1k08yxu57NA
この曲に関して言えば、私はパヴァロッティやボッチェリ以上の
オペラ・シンガーと感じた。
携帯電話のセールスをしているポールさんは、インタビューでこう答えている。
「小さいころからいじめられていて、自分に自信を持つことがとても難しかった。」
そんな彼が、全ての人の心を、自分の歌声だけで動かしてしまう。
大好きだったオペラで自分を磨き続け、遂にダイヤとしての輝きを放ち始める瞬間。
本当に感動的な場面で、涙が出ます。