第29話 災厄の前奏曲

 

「こりゃぁいい。師匠にやられた甲斐があるってもんだ。」 ヨウム

 

冒頭からヨウムとミュウランは仲がいいです。 今回の主役です。

 

 

「それは私が用済み、ってことでしょうか?」 ミュウラン

 

ミュウランはボス・魔人クレイマンに、愛する男をも殺すぞと脅されます。

ブラック企業に就職すると本当に大変です。 思念波通信も恐るべし!

 

 

「もし夢がかなうなら、悪魔にだって魂を売るでしょう。」 ミュウラン

 

ミュウランの秘めたる決意は固いようです。

 

 

その一方で、完全武装の騎士団、約100名がテンペスト向かっていることが判明。

 

獣王国ユーラザニアより、避難民受け入れ要請も飛び込みます。

魔人少女ミリムに攻撃されている・・・

あちらは、あちらで、どうなっているのでしょうか?

 

 

おっとっと。

ファルムス王国お抱えの転生者トリオは既にテンペストに到着していました。

 

まずはキララ女史が暴れようとしますが、能力不発で沈黙。

 

 

その一方で、

ミュウランがテンペストの街一帯に魔法結界を張ります。

愛する人を守りたいがゆえの行動ですが、テンペストに危機が。

 

敵主力と思われた騎士団は、実はサポート部隊で

さらにテンペスト一帯に魔法結界を重ね張りします。

 

ファルムス王国と魔人クレイマンの思惑が偶然なのか?一致し、惨事が起きそうです。

 

 

この二重結界のために、形勢逆転!

 

シオンさん、ピンチです。

 

 

・・・ん、まぁ、転生者トリオの方は仕方ないとしても、いくらい弱っちぃ人間の騎士100名といえ、自由に結界を張らせてしまうとはベニマルさん、人間をナメすぎ。このツケがあまり高くならねばよいのですが・・・