「髪をお切りください」 モーリス

 

第2話 記憶 ~マゴニアの伝承~

 

回想シーンから始まりましたが、やっぱり従者マリユスは王女様でした。

訳あって、身分を隠さざるを得なかったようです。

 

国王乱心の原因も定かではありませんが、こういう人もいました。

「だが、あの男が教皇の座についてから国王陛下は次第に変わっていった。こたびの反乱もあるいは」 バルトハルザー

 

その教皇バルデブロンがメガネくんです。

 

 

聖歴771年5月

若き領主アルフレッド・オーベルは、領内の魔物討伐を兼々、マリユスとモーリスとでトロン洞へ赴きます。その最深部には洞窟にもかかわらず月明かりが差し込む幻想的な泉でしたが、振り返るとそこには人狼が!

 

マゴニアの伝承ではそこに現れる魔物は見る者が最も嫌う姿形をとるらしく、アルフレッド、マリユス共に父を人狼に殺された故にその姿になったようでした。

 

激闘の末、トロン洞の魔物は討伐され、一応はめでたしめでたし。

 

という感じで、少しづつ世界が分かってくる感じです。