詩 お前のことばかり考えているわけにはいかないんだ   2018 6 4 | 詩人 意味を成さず  ~掌握~

詩人 意味を成さず  ~掌握~

私が詩だと思ったものを
ロックンロール

お前のことばかり考えているわけにはいかないんだ   2018 6 4

 

 

抱き寄せると悲しい顔をしてそばにいてという

俺は安心を与えることのできない天才なのだろう

もとよりすべからく俺たちは常に個々に旅立つ

俺たちはいつでも別れる運命を受け入れるべき

 

見通しを持つほど二人の関係に意味を込めようと

お前は何か保険のようなものを確認したがるが

所詮できることといえば行為の終わった後のベッドで

愛してるの一言を願うことぐらいしかない

 

俺はお前を愛している

それこそ心から愛している

それを言うと陳腐な台本の野暮なト書きに成り下がりそうで

お前のことばかり考えている

お前のことばかり考えている

お前といないときもかかざずお前のことばかり考えている

 

お前は外を歩くと俺と手をつなごうと努力している

お前は俺のトロフィーになろうと必死でメイクをする

俺がナチュラルが好みだとそれは知っているものの

何かにとりつかれたように人形になろうとする

 

これから例えばどこかへ共に旅行でもいくときに

楽しい時間を過ごすよりそれが終わることを考える

ファンな瞬間にときめけばときめくほど

お前はこれが繰り返されないことへの不安を抱えてしまう

 

俺はお前を愛している

それこそ心から愛している

それを言うと陳腐な台本の野暮なト書きに成り下がりそうで

お前のことばかり考えている

お前のことばかり考えている

お前といないときもかかざず

お前のことばかり考えている

 

俺がお前の前から去るときは死がわかつときだけだ

それまでは絶対にいなくならないと俺は決めているのだが

お前は俺が愛の誓いをどれだけ並べても心配が止まないように

俺は俺のいずれ伝えるだろう劇的な愛が軽くなるのが心配だ

 

俺はお前を愛している

お前も俺を愛している

口下手でシャイな二人だが

俺たちは強く結びついている

お前のことばかり考えている

お前のことばかり考えている

俺がいないときもかかさず

俺のことばかり考えてくれ

 

 

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