皆さん、こんにちは。2023年を振り返る 3回目です。

 

前回の記事では

イタリアのエネルギー問題の続報についてでした。もしまだの方は下のリンクからご覧ください。

 

 

 

さて、前回の記事でフィレンツェの治安が悪化していると触れました。

 

以前からも主に隙のある観光客などを狙うスリなどが中心街をはじめにいましたし、

日本と違って、バス・電車などの公共交通手段内で、スリに遭うから絶対に寝ちゃいけないなどの認識はありました。

 

でも、近年、フィレンツェ郊外でも地元に住む人間を狙う乱暴な恐喝事件

(公園や道端などでナイフで脅して、現金や高価なスマホを奪う)や

盗難(スポーツジムなどの施設に侵入して盗む)等が増加傾向にあり、

それまで比較的平和だった地域すら普段からも警戒をしないといけない状況になりつつあり2023年はそれを痛感した年でもありました。

 

1か月前には、日本でいうウーバーのような食事宅配で働いてるライダーを狙い現金を奪う事件もあり本当に聞いて胸が痛くなることがありました。

ライダーの多くは移民系の方がほとんどで、彼らは決して良い給料をもらっているわけではなく、それでも自分で働いてきちんとお金を稼ごうとしている人なんですが、

その彼らに対して暴力で一瞬にして金品を奪う心の荒んだ人間がいるのかと思うと非常に残念です。

 

 

フィレンツェ サンニッコロの門

*画像は過去記事より↓↓↓  今回の記事に関係ありません。

 

 

 

近年イタリアに大量にボートや船で流れてくる移民がイタリアをはじめとするヨーロッパ各地に振り分けられて送られるのですが、フィレンツェではそういった人達の受け入れ施設近辺で事件が度々起こるようになっていて、

ある新聞では、そういった施設に住んでいる一部の若者、未成年らが起こしていると報道していました。

また、被害は受け入れ施設の近辺だけでなく、フィレンツェ全体的に治安が悪化しているようです。

 

せっかくコロナが一段落して、フィレンツェに観光客が戻ってきて、

街にやっと活気が戻り明るい雰囲気になりつつあると思ったら

ふと気が付いたらどんどん治安が悪くなってきてるのは本当に残念です。

 

ちなみに、治安悪化はフィレンツェだけでなく、移民受け入れ施設のある他の地域やまた他国でも似たようなことが起こっている可能性も十分考えられます。

 

(念のため断っておきますが、移民全体ではなく犯罪行為をするごく一部の移民のみを問題視していますので、その辺をご理解下さい。)

 

さて、2023年を振り返るご報告は今回で終わります。

嫌な報告となってしまいましたが、

2024年は治安が回復し、以前のような平和なフィレンツェ、イタリア、世界に戻ってほしいなと祈っています。

 

今日も最後までブログを読んでくださいましてありがとうございます。

それではまた!

 

フィレンツェの天翔船より