先日の記事 ①サーラ・デル・ペルジーノ~SALA DEL PERUGINO の続きです。


前回の記事で紹介した有名なペルジーノのフレスコ画以外にもこちらの絵がありました。

キリストの体を受け取る聖ベルナルド 
1506年 ペルジーノの弟子 スペランディオ・ディ・ジョヴァンニ作(?) 


San Bernardo accoglie il corpo di Cristo,
probabilmente nel 1506 da un allievo del Perugino, Sperandio di Giovanni


そのお隣には下書きもありました。

フレスコ画を描く時にはまずこういった赤褐色のシノピアという顔料でデザインされるだそうです。

シノピアはその言葉自体が下書きという意味にも使わています。



さて、こちらのペルジーノの間はサンタ・マリア・マッダレーナ・デ・パッツィ教会
La chiesa di Santa Maria Maddalena de' Pazzi のとなりの元修道院内にありますが、

その元修道院が現在はリチェオ・ミケランジェロ校 Liceo Michelangiolo という学校になっていて、

コロンナ通りにある学校のメイン玄関から入って見学ができます。


こちらがコロンナ通りにある入り口

サーラ・デル・ペルジーノ(ペルジーノの間)へはこの入り口をまっすぐ入ってすぐ左側にあります。


中心街内ですが、ドゥオーモなどからは少し15―20分ほど歩く必要があり、

見るものは一部屋だけで小さいですが、とても素敵なフレスコ画です。ドキドキ

ペルジーノ・ファンの方には必見の場所ではないかと思うので、

お時間に余裕のある方は是非足を伸ばしてみてくださいね!



オフィシャルサイトはこちら Polomuseale Sala del Perugino 

入場無料

開館日と時間 火曜日 木曜日の14,30-17,30
(*ただし学校の開校日に限る。学校が祝日などで休校の場合や
7月8月中、午後閉校する休校期間中はペルジーノの間は一般公開はありません)


住所 コロンナ通り9番 (リチェオ・ミケランジェロ校のメイン入り口から入る)

 via della Colonna n.9, ingresso principale del Liceo Michelangiolo

*ブログ上のインフォメーションはあくまでも2014年9月現在のものです。
突然の変更、夏季などの特別休暇や工事のため長期閉館もありうるのであくまでもこちらで書いてあることは目安として、訪れる直前に各自それぞれのサイト等を見て確認することをお勧めします。
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