日本滞在日記です。
本当なら、息子に日本在住のお友達が欲しかった私。
私たちが日本に滞在する期間は丁度まるまる日本の学校の夏休みとかぶっていたので、地元の学校に短期間入学させることもできず、実家が田舎でお年寄りはたくさんいるけれど、近所に子供がいないという環境
公園へ行っても暑すぎてほとんど子供がいないし、私たちもそんなに公園にいられない。
でも、息子と同じくらいの年齢の子供たちと触れ合う機会も、何度かはありました。
ただ…
友達ができる気がしない
息子の距離感と日本の子供たちの距離感が違うのではないかということに気づいたのです。
息子は中身100%イタリア人!と言われる性格です。
全く恥ずかしがらず、知らない人とでもいくらでも話します。
*イタリア人でも人見知りの子供も大人もいます。いわゆる“典型的なイタリア人”と言う意味で。
そのイタリア的距離感で、日本の子供たちにバンバン攻めまくってしまった息子。
お友達になれそうな年齢の子がいると、その子の近くに行って…
「お名前は?」
「何歳?」
「一緒にあそぼ!」
「ピカチュウ好き?」
とか、話しかけまくるのです。
息子に話しかけられた子供たちは、嫌な感じではなく、ちゃんと息子の質問にも答えてくれるのですが…
「誰?」
って感じでササーッと引いていく感じ。
話しかけられて、困惑している感じでした
あれ?日本って知らない人に話しかけちゃいけなかったっけ?
と、私もちょっと困惑気味。笑
息子も「お友達になりたいだけなのに…。」と、少し寂しそうに言っていました。
イタリアでは公園に行くと、知らない子たちとでも自然に一緒に遊び始めるんですよね。
で、保護者もそこで初対面だとしても会話が始まったりするわけです。
その勢いで、中身100%イタリア人の息子と、イタリアかぶれの私が行ったもんだから、引かれたかな?
あれー?自分が子供のときってどうだっただろう?
昔すぎて覚えてません。
でも、分かったのは…
やっぱり、日本人ってシャイなんですよね。
意地悪とか、感じが悪いとかではなく、
たぶん
仲良くなるのに少し時間がかかる
…だけような気がします。
違う?
実際、お盆に家族で里帰りしていた私のいとこの娘ちゃんが息子と同じ小学2年生で、お盆に2日連続で昼から夜までの耐久BBQに参加させてもらったら、1日目の夕方くらいまで恥ずかしがって息子と話せなかった娘ちゃんも、晩御飯の前くらいには息子と仲良しになって、夜は一緒に花火をしてくれたし、2日目は2人でずっと一緒に遊んでいました。
だから、友達になれない訳ではないんだろうけど、ちょっとしたきっかけと時間が必要ってことなのかな?と思いました。
ただね…
このイタリア的距離感が通じたところが、私たちが行った場所であったんですよ。
大阪
駅のホームで電車を待つのに列に並んでいると、私たちの後ろにいた大学生くらいかな?の女の子2人がちいかわの袋を持ってたんです。
その袋を見た息子は「あ!ちいかわ!」「ぼく、ハチワレが好きなの。」と話しかけました
“おいおい、また引かれるって…”とは私の心の声。
ところが、この女の子2人は息子とちいかわの話題で盛り上がってくれたんですよね。
これまた、大阪の駅で。
エスカレーターに乗るのに、列に並んでいました。
後ろにいたのは高校生くらいの女の子。
息子がその女の子に向かって手を振ったんです。
“だから、知らない人に手を振るなって…”とは私の心の声。
ところが、この女の子は、「え、何?めっちゃかわいい!」と言って手を振り返してくれ、エスカレーターを降りたところでは息子とハイタッチ
ノリ、いいな
それから、大阪の地下鉄で。
けっこういっぱいだった地下鉄の中。
少しだけ空いていた席に息子を座らせ、私は息子の前に立っていました。
息子の隣に座っていたのが、小学校高学年くらいの男の子。
ポケモンの何かを首から下げていたんですよね。
それを見て、ピピウが「あ、ポケモン!」と。
いつものイタリア人的距離感で話しかけてしまいました。
“だから、知らない人に話しかちゃダメなんだって…”とは私の心の声。
でも、この男の子は、私たちが降りる駅まで、息子とおしゃべりをしてくれたんですよね。
まぁ、もちろん、地域だけでなく、人によるんですが…
大阪人の距離感はイタリア人の距離感に近いかも?
私が卒業した大学は大阪でした。
大阪、4年間住んでました。
大好きです
だから、イタリアも合うんでしょうか???
次回の帰国では(今のところ予定はないけれど)、日本人の距離感を把握しつつ、お友達ができるかな?
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