
2025年に
乳ガンが見つかってから
手術、治療まで
当時の私の記録
乳ガンであることが分かって、
身近な人から順に報告したときのこと。
まず…生検の結果を知って、すぐに電話したのは義母でした。ダンナの母です。
息子を預かってもらってたので。
息子を迎えに行ったら、きっと「どうだった?」って聞かれるでしょう?
息子の前で「ガンだった。」と言う勇気がその時はなくて、先に電話で報告をしたのです。
きっと"ガン"と言っても息子には分からない
かったでしょうが、それを聞いた義両親のリアクションや私の表情で、息子が不安になるのではないかと心配だったからです。
義母には大学病院から電話しました。
リアクションは…
いたってフツー
あれ?何て言ったか分かってる?と思うほど。
家に帰って、息子を迎えに行く前に、日本の母に電話をしました。
私の父は3年半前にガンで亡くなっています。
親より先にガンになるのは、親不孝なようで、気が引けましたが、隠しているわけにもいきません。
生検の結果を言って、翌日に乳腺外科と話すことを伝えると、母のリアクションは…
いたってフツー
そんな悲観的なかんじでもありませんでした。
たぶん…
どうリアクションしていいか、分からない🤷🏻♀️
実感がない🤷🏻♀️
ってことだったんだと思います。
実際、数日してから、母がいろいろ質問してきたので、現実と不安を抱くのに数日かかったんだと思います。笑
そして…
生検の検査を聞いてからすぐに乳腺外科の予約を取り、翌日に乳腺外科医と話せることになったのですが、急だったため入っていた午前中の個人レッスンをキャンセルしなければなりませんでした。
学校、そして、生徒さん二人に授業をキャンセルさせてくれるよう、メッセージを書きました。
最初は"急用のため"と書こうかと思ったのですが…生検の結果はガン。それは間違いない。
ということは、いずれ、生徒さんたちにも話す必要が出てくるか…と思い…
"緊急で明日の朝、Careggiへ行かなければならなくなりました。"
とキャンセルをお願いする理由を書きました。
Careggiはフィレンツェの大学病院のことなので、大体察しがつくだろうと思ったのです。
予想通り「分かりました。大したことじゃないことを祈っています。」と返信が来ました。
それから…
生検結果を聞いた翌日、乳腺外科医の話を聞いた後、まず、仕事関係の人に連絡をしました。
手術は7月半ば頃に行われる予定だったので、それよりも先に夏休みに入る生徒さんたちには何も言いませんでした。
でも、7月いっぱい授業をする予定だった生徒さんたちには、報告をしました。
手術日までしか授業ができないと。
そして、その手術日は7月半ばということだけで、具体的にはまだ決まっていないと。
「実は…乳ガンが見つかりました。
まだ初期なので、そんなに深刻ではないようなんですが、7月半ばに手術をしなければなりません。」
と言うと…
「誰が!?
"Chi?"
シェコ先生が!?
"A te!?"😳」
と同じリアクションをする人が多かったので、なんか面白かった。笑
そして、みんなハグしてくれました。
日本語コースの生徒さんたちとは基本ハグをしません。
日本式で挨拶をするので。
でも、ガンのことを言った日は「今日はハグをしてもいいですか?」と言って、ハグをしてくれました。
なんか…あたたかいよね…そういうところ🇮🇹

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