完璧な日曜日 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

 

 

 

 

日曜日はトスカーナの港町リボルノまで友達家族に会いに行ってきました。

 

日曜日は天気が良くて、久しぶりに気持ちのいい一日でした。

 

 

 

今回は私たちの希望もあってランチは外食。

 

というのも、私たち、というか、特にダンナが、ずーーーーーっとCacciucco(カッチュッコ)をリボルノで食べたい!と言い続けてきたんですね。


カッチュッコとはトスカーナ州リボルノの名物料理で、魚介のスープのことです。

 



これまでにカッチュッコは食べたことがあるんですが、フィレンツェのレストランで。

または、ダンナのマンマの手作り。

 

本場リボルノででカッチュッコを食べたことはなかったんです。

 

 

 

そこで、リボルノのお友達家族に頼んで、カッチュッコを食べに連れて行ってもらったのでした。

 

 

 

 

予約してくれたのは地元のいかにも定食屋!といった雰囲気のお店。








 

 

ワインは典型的なキャンティーの瓶に入ったテーブルワイン。

グラスも典型的なテーブルワインを飲むやつで、ワインと水共有。笑



でも、それがよく合う。笑




 

 

子供たちにはスズキの身が入ったトマトソースのニョッキと海老とズッキーニのラザーニャ。

 

 

これが…少し味見してみたのだけれど、すごく美味しくて…。

特に海老とズッキーニのラザーニャは家でも作りたいと思った一品でした。

 

 

大人4人はもちろんカッチュッコを注文。

 

そして、出てきたカッチュッコ…

 

 

 

どーん



想像していたのと

違うもの出てきた泣き笑い

 

 

想像していたカッチュッコと違って、大迫力でした。

 

上に乗っている大きなシャコ海老たちが、けっこうグロテスク。

 

 

 

カッチュッコって、魚介スープというイメージがあったのですが、ここのお店の物は魚介のトマトソース煮込みって感じでした。

 

そもそもカッチュッコとは、港でその日売れ残った魚介をとりあえずぶち込んでトマトソースで煮た料理。

なので、入っている魚介はいろいろです。

写真に入っていたのは、ムール貝、タコ、シャコ海老、小さい魚や大きい魚数種類でした。

そして、この魚介の下には焼かれたトスカーナパンが隠れていて、魚介の旨味たっぷりのトマトソースが染み込んだこのパンが最高なのです👍

 

魚介とパンを食べて、大皿の底が見えてきたら、そこには大量の旨味スープ(というか、ソース)。

 

それさえも残すのが惜しかったけれど、他のパンでそのソースもきれいに食べる余裕はさすがにありませんでした。

 

ちなみに、この大皿一つで2人前。

 

コース料理が基本のイタリア料理ですが、これはパンも中に入っているので、日本で言うとこのワンプレート料理のようなもの。

ある意味、本当にワンプレートだし。

 

 

ちなみに、このカッチュッコというリボルノ料理もお店や家庭によってレシピは様々なよう。

友達おすすめのこのお店はこういったカッチュッコでしたが、他のお店ではもっとスープっぽいカッチュッコもあるようです。

 

とにかく、初めて本場リボルノで食べたカッチュッコは美味しかったから大満足!

 

 

 

 

それから、消化を助けるためにも海辺をみんなで散歩。





 

広場に行って、子供たちはキックボードに乗って遊んだり、この日は天気も良かったので、足だけだけど、海にも入りました。

 

ピピウは服も脱ごうとしてましたが泣き笑い

水はまだ冷たい!

 




 

 

このリボルノのお友達家族はNICUで出会った家族なんです。

 

生まれてすぐの数か月間、近くのベッドで寝ていた二人。

 

彼らにNICUの記憶はありませんが、何か通じるものがあるのか、すごく仲良しニコニコ

 

ピピウもこのお友達Tくんが大好きだし。Tくんもいつもピピウと遊ぶのを楽しみにしてくれています。

 

 

そんなメンバーで海岸沿いを歩いていると…

 

 

「ピピウのお母さんとお父さん!?」

 

と、どこからか声が…

 

 

 

振り向くと、そこにはNICUでお世話になった大好きな看護師さんが!

 

 

なんて偶然!

 

 

 

 

この看護師さん、数年前に違う病院のNICUに移って、SNSでは繋がっているものの、なかなか直接会うことができなかったんです。


この看護師さんとはNICUにいたころ、本当にいろいろ話して、ピピウがNICUを卒業して、外科や小児科内科など他の病棟に入院した時も、いつも必ず顔を見せてくれました。

 

一度、平日のアウトレットで偶然会ったことがあったのですが、その時はもちろんピピウは学校でおらず…。

 

 

「ピピウを見るのは何年ぶりかしら!大きくなって!」

とピピウを抱っこしてくれました。

 

Tくんにいたっては、NICUを退院してから初めての再会!

 

 

この看護師さん、ピサ県に住んでいるのですが、日曜日はたまたまリボルノまで足をのばしたそうです。

 

「ピピウはフィレンツェでしょ?なんでリボルノに?」

 

と聞かれ、

 

「彼ら(Tくん家族)に会いに。

7年経った今でも、付き合いは続いているし、

ピピウとTくんも仲がいいんですよ。」

 

とダンナ。

 

 

「それは本当に素晴らしいことね。

大変だったNICUでも、何かしらメリットがあったのね。」

 

と看護師さん。

 

 

 

 

NICU友達と一緒にいるとき、NICUの看護師さんに会えるなんて、本当に世界は狭いです。

 

でも、7歳になったピピウを実際に見せることができて、本当に嬉しかったですニコニコ

 

 

 

 

 

7年の付き合いになるNICU友達との楽しい時間🎶

美味しいリボルノのカッチュッコ🦈🐟🦐🐙

初夏を思わせる太陽の下で今年初めての海での水遊び🌊🌞

そして、お世話になった大好きな人との再会❤️

 

 

完璧な日曜日でしたグッ

 

 

 

 

 

 

 

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