ま、まだ5歳(来月6歳)なので、これから先、またいろいろ変わるとは思うのですが。
2023年2月現時点でピピウの将来に望むこと。
というのも、先日、父の四十九日供養が終わりました。
やはり父の死を受けてから、私の中で何かが変わりつつあるような気がします。
自分でもそれが何かはっきりとは分からないのですが、今のままではダメなんじゃないかとなんとなく感じるようにはなりました。
自分の親がこの世からいなくなるなんて、イタリアに来た19年前にはやはり考えられていなかったと思います。
でも、いなくなるんです。残念ながら。
それは親だけでなく、自分やダンナにも当てはまるわけで、“命は有限”であるという当たり前のことを改めて突き付けられたというか…。
やっぱり「このままでいいんだろうか?」と考えているところです。
そう思うと、考えるのはまず第一にピピウのこと。
残念ながらピピウに兄弟はいないし、これから先も兄弟ができることはありません。
一人っ子なうえに、健康に不安を抱えて生きていくことを思うと、親としてはとても心配です。
だから、息子のピピウに将来望むことと言えば、何よりもまず第一に…
ピピウなりの健康
持病の短腸症候群とうまく付き合いながら、ピピウなりの健康を維持してほしいというのが何よりもの願いです。
残念ながらこればかりは、本人の努力、周りの努力があっても維持できるのに限界があるというのがなんとも歯がゆいですが…。
健康に続いて望むのは2つ。
自立
せっかくイタリアに生まれたのですから、いつまでもマンマに優しいマザコン男性に育って欲しいですが、とりあえず自立した人間になってくれないと困ります。
勉強ができるに越したことはありませんが、私とダンナのDNAの結晶なので必要以上に期待するのはピピウにとってはきっと迷惑な話。
なので、すごくいい成績を取って、一流企業に就職して!とか、すごい資格を取って専門職に就いて!っていうのは特に望みません。
ただ、自分の力の範囲で勉強する努力をし、いつかは自分1人で暮らしていける経済力、欲を言うならば、自分の家族を養っていける経済力を身に着けてほしいとは思います。
経済力だけでなく、料理、洗濯など、家事一般もちゃんとできるように、ピピウのために教えてやらなければなと思います。
人間関係を大切にする人になること
たくさんの友達を作ってくれとはあまり思いませんし、将来必ず結婚して家族を持てとも言いません。
ま、そうなったらいいなとはもちろん思いますが。
ただ、少なくてもピピウが信頼できる人がピピウの周りにいてほしいのです。
それが友達なのか、恋人なのか、新しい家族なのか…形はいろいろあるとは思いますが、“信頼できる人”というのは大切です。
そして、信頼できる人を得るには、まずピピウ自身が信頼してもらえる人間にならなければなりません。
現在、オンラインで大抵のことができますが、それでも、社会を世界を形成しているのは“人”です。
私はこれからの時代も“人が一人でできること”というのは限られていると思います。
だから、人間関係を、人との繋がりを大切にする人になってほしいと思います。
この3つが柱ですかねぇ。
十分欲張り
あと、父の死後、改めて思ったのは、ピピウに頼らない老後をまじめに考えなくてはいけないということ。
ピピウが大人になっても、いい親子関係を続けていきたいとは思いますが、私が死ぬときにそばにいなくてもいいです。
私も父の本当の最期のときにそばにいてあげられませんでした。
だからという訳でもないのですが、私のそばにいなくても、世界のどこかで幸せにやっていて、私のことを少しでも思ってくれればそれでいい。
だからね…将来を見越して、夫婦関係も良好に保っていかないとですね。
20年後…どうしているのかなぁ~。
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