2022年10月。
父と母から日本へ帰って来いと言われました。
3年会っていなかったというのも理由にもちろんありますし、みんな口には出さなかったけれど、父の命がそんなに長くないことを感じていたのだと思います。父も含めて…。
航空券も父と母が買ってくれることになりました。
それだけ"帰って来い"という気持ちが強かったのだと思います。
私の仕事の都合と高騰しているチケット代をできるだけ抑えるためにも2023年1月1日フィレンツェ発のエールフランスのチケットを母に購入してもらいました。
「1月2日にはピピウと日本に着くからね!」
それからは毎日そう言って父を励ましていました。
ところが…
11月末、日本の兄からビデオコールがありました。
父が入院したと。
兄が父の主治医と話したところ、父の意識があるうちに会いたいのであれば今、帰ってきた方がいいということでした。
1月ではどうなっているか分からないと…。
そこで、予約チケット変更のためエールフランスのサイトへ。
ログインして、私が予約したチケットを確認するも、チケットが表示されません。
そんなことってある?
サイトではどうにもならないので、エールフランスのイタリア支社へ電話して確認すると…
「確かに1月1日発のチケットの予約をされていましたが、クレジットカードが決済に至らなかったため、予約は自動的にキャンセルされています。」
そんなことってある???
(予約時に予約確定メール、予約番号も受け取っています。
なので予約できていると思っていたのですが、航空会社曰く、その後、デジタルチケットが発券されて"予約確定"となるんだそうです。
せめて、カードが決済に至らなかった時点でメールで教えてくれればいいのにね。)
それって…予約変更のためにチェックしていなければ、1月1日(元旦早朝)にフィレンツェ空港で飛行機に乗れなかったってわけで…
怖すぎる…
変更もなにも、そもそもチケットが予約できていなかったのだから、他の航空会社でも来週か再来週発で一番安く乗り継ぎのいいチケットを探したところ、ルフトハンザのチケットになったのでした。
3年ぶりの飛行機。
乗り継ぎ2回。
目的地の大阪まで20時間越えという長旅。
ダンナは仕事もあるし、チケットも高いので行くのは私とピピウの二人。
初めてのピピウとの二人旅。
しかも乗り換えドイツ。
(私の経験上、イタリアやフランスやオランダなどの国に比べて、チェックがいろいろ厳しいイメージ。そして、ルフトハンザ、10年近く利用していない。)
不安しかない。
でも…
最初に予約したはずのチケットが予約できていなかったのだから、
“これは12月が帰国すべきタイミングなんだ。
今、行かないと。”
と、自分に言い聞かせました。
ルフトハンザのチケット購入は私のクレジットカードを使用。
ちゃんと決済に至ったか、デジタルチケットが発券されたかどうか今回はしっかり確認し、父が退院するであろう約1週間後に帰国することになったのです。
(入院している間はコロナ対策のためお見舞いにも行けないので、帰国しても父に会えませんでした。)
運命とかスピリチュアルなことは信じない方ですが、今思えば、エールフランスのチケットが取れてなかったのも、1月1日発では遅いってことだったのだなと…。
1月1日出発して、1月2日に日本に着いていたら、父に会って、話すことはできませんでした。
だから、1月1日のチケットが取れてなくて、
“はぁ?”と思った半面、
“これは今、帰えれ!”ってことなんだと強く思えたのも確かです。
そして、結果的に本当に12月に帰国して良かったです。
神頼みは基本的にしません。
目に見えるもの以外はほとんど信じません。
でも…直観とか、タイミングとか、いわゆる奇跡とか…科学でも、言葉でも説明できない何かがあるのだろうなと今回も思いました。
今回以外にそれを思ったのは、生きられないと言われたピピウの命が助かったとき。
だから、今回は12月に日本へ帰るべくして帰ったのだと思うのです。
☆今回の学び☆
予約確定のメールが届いても、デジタルチケットが発券されない限り予約できていないので注意。
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