保護者との人間関係 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

 

 

 

 

ほぼ“コロナは過去のこと”になっているイタリア。

 

 

今まで中止されていたイベントも、人付き合いも解禁で、ピピウのクラスの子供たちや保護者の人たちと接する機会が多くなってきました。

 

 

 

ピピウが幼稚園に入園したのはコロナ真っ只中で、本当に誰が誰の親なのかさえも分からない状況だったので、今のこの状況は大変嬉しく思います。

 

 

 

 

幸いにもピピウのクラスはとても落ち着いたクラスだと思います。

 

誰かが誰かをケガさせたというようなことも聞きませんし、先生方からクラスで深刻な問題があると保護者に連絡があったこともありません。

 

入園前、先輩ママさんたちから、「クラスのグループチャット、すごいよ。悲惨よ。」とよく聞いていましたが、ピピウのクラスのチャットグループは本当に平和。

くだらないことで未読が50件を超えるとかなんて今までに一度もありません。

 

これは、本当にラッキーだったと思います。

 

 

 

 

ピピウのクラスは両親ともにイタリア人の家族が多いですが、外国人の子供もいます。

 

アジア系、アフリカ系、東ヨーロッパ系の家族、そして、ハーフは日本xイタリアのピピウとアメリカxイタリアのピピウの仲良しの男の子。

 


最近やっと、「クラスのみんなで…」といったお誘いを受けるようになって、ピピウはできるだけ参加するようにしているんですが、外国人のファミリーはなぜかほとんど参加しません。

 

ま、参加しなければならない訳ではないし、主催する側もみんなに声をかけているのだから、そこは自由だと思います。

 

 

他の外国人ファミリーが参加しないので、参加している外国人といえば、私(日本人)とピピウの親友のお父さん(アメリカ人)くらいのもの。

 

 

そして、これもコロナ禍以降知ったのですが、ピピウのクラスにお姉ちゃん同士が仲良しの子たちがいて、その子たちのお母さん同士も以前から仲がいいのです。

 

 

そのお母さんたちがリーダー格というか、幼稚園の仕組みもよく分かっているし、いろいろ仕切ってくれます。

 

基本的に分からない事があればいろいろ教えてくれるし、普通にしゃべるし、いい人たちなのですが…

 

最近気づてしまったのですよ。

 

 

一人のお母さんだけ、私のことむっちゃ無視するわ真顔

 

 

 

ピピウのクラスのイタリア人お母さんたちとで集まって、何気ないことを話していて、私もそこにいるのに、そのお母さんだけ私と絶対に目を合わさないし、話を振ることもない。

彼女が話すときは、まるで私がそこに存在しないかのように話すんです。

 

1,2回なら「偶然かな?」って思うけど、毎回そうだとやっぱり故意だろうなと思います。

 

 

朝とか幼稚園の前で出会って挨拶すると、笑顔で挨拶してくれます。

 

絶対に社交辞令ってヤツだけど真顔

 

 

 

 

 

でも、別にそれはいいです。

 

社交辞令だろうがなんだろうが、こちらが挨拶すればちゃんと挨拶はしてくれるわけだし、そういった常識はある人。

それに、様子をうかがっていると、同じような態度を他の外国人のお母さんたちや、なんなら南イタリア出身のイタリア人のお母さんたちにも取っている…。

 

だからそいう価値観の人だということなのでしょう。

 

そして何より、彼女の子供はかわいい子だし、ピピウに何かしらの被害が及んでいるわけではありません。

 

 

だからいい気分ではないけれど、特に怒ることでもないし、問題だとも思いません。

 

 

“問題でないならどうしてブログに書くんだ?”って話ですが、彼女を見ていると、

彼女のような人は序の口で

もしかしたらこれから

ピピウが進級、進学する度に

もっと酷い人がいるのかな?

いろんな保護者(主に母親)と

これからも良い関係が築けるだろうか?

というある一定の不安があるからです。

 

誰のせいでもない個人的な不安ですが。

 



私は日本語講師という仕事をしており、仕事で知り合うイタリア人たちは日本人に好意的な人たちばかりです。

 

プライベートで仲良くなる人たちはもちろん、私という人間に興味を持ってくれる人で、一緒にいて楽しい人たちです。


これまで、私が築いてきた18年間というイタリアでの生活と人間関係は、私という人間や日本に興味のない人と一緒にいなければならない、一緒に何かしなければならないということはあまりありませんでした。

 

 

でも、ピピウが生まれ、ここイタリアで学校に通うピピウを通して、これまで私が知らなかったイタリア社会に入ることになったのです。

 

 

きっと、不安に思っているのはピピウではなく私。

 

 

日本とか、外国人とか、全く興味のない人たちと“子供”という共通点だけで人間関係をここイタリアで築いていくのは、私にとって初めてのこと。

 

しかも、私の人間関係が、ピピウの人間関係に影響するかもしれないと思うと、ちょっと心配になってしまします。

 

また、イタリアの子供のイベントとか、学校の仕組みとか、イタリアで育っていない私は全く知りません。

その分、すでに他のイタリア人お母さんたちには遅れを取っているというのも私の不安材料の一つだと思います。



ちなみに、こういうことはイタリア人のダンナはほとんど役に立ちません。

「覚えてない。」とか「知らない。」って言うんです。

それでも絶対に私よりは知ってるはずなのに、その重要性を理解していないと言うか…やっぱり、"女性"、"母親"とは違うんですかね?


幼稚園の事務的なことはダンナがしてくれてますが、"付き合い"をしているのは私です。

 

 


でも、自分が日本人であることも、外国人であることも関係なく、ここで生まれ育つ子供の母親として、学校と色々な保護者と向き合うことは、良くも悪くもこれまで以上にイタリア社会の奥まで入って行くことなのかもしれない…と思うのでした。

 

 

ピピウを通して、今まで知らなかった素晴らしいこと、そして、嫌なことをピピウと一緒に知っていくんだろうなと思います。

 

ピピウと一緒に、私もがんばって成長します!

イタリア社会、勉強します!

 

 ま、結局は、日本だろうが、イタリアだろうが、どこの国だろうが、きっと保護者との付き合いは難しいよね!

深く考えずに、緩く行こう👊

 




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