この夏、ちょっと困ったこと。
8月から9月半ばまで、夏休みのため朝、昼、夜と3食家で私(たち)と食事をとったピピウ。
そこで、ちょっと困ったな…と思ったのが…
日本とイタリアの両方の食事マナーをピピウに教えることです🇯🇵🇮🇹
夏の間、我が家の食卓には頻繁に和食も並びました🇯🇵
ピピウにはすでに陶器のお茶碗を使わせているのですが、ご飯を食べるのに、ピピウがお茶碗をなかなか持とうとしません。
確かに、陶器で、子供用というわけではないし、ご飯も入った状態だと少し重いのかも…と思い、「持つのが難しかったら、せめてお茶碗に手を添えなさい。」と言い聞かせました。
で、この夏、一苦労だったのがそうめんを食べるとき。
最近、ロングパスタはフォークに巻いて食べることを覚えたピピウですが、そうめんは汁に入っているからか、平たいお皿じゃなくてお椀だからから…フォークにうまく巻くことができません。
毎回ぶっかけそうめんにしていました。
一度、一口サイズに小分けにして付け麺にしましたが…めんどくさいうえに、結局お汁の椀の中でそうめんがばらばらに…。
ピピウは矯正箸で箸の練習中で、まだ箸は使えません。和食の時もフォークを使う割合が多いです。
なんとかフォークでそうめんを口に持っていっても、つるつると吸って食べることができません。
これに関しては…「日本の麺の場合はつるつる吸って食べていいんだよ。」とはあえて教えていないんです。
というのも、この麺や汁物をすする音だけはダンナが「鳥肌がたつからやめてくれ。」と言うほど嫌うからです。
パスタをすする音は絶対にダメ!というイタリア人はかなり多いし(というか、ほとんど?)、幼稚園の給食や、イタリアのレストランでピピウにされても困るというのもあって、家でもあえて教えていません。
そうなると…
子供がそうめんって食べるの、けっこう難しいくない?
日本の夏の定番食なのに🎐
で、この前。
晩御飯を3人で食べていました。
その日は和食ではなくイタリアンでした。
ショートパスタがお皿に少なくなって、うまくフォークにささらなかったからか、ピピウがパスタの入ったお皿を手に持って、持ち上げたのです。
その瞬間…
「No!
今すぐ、皿を置きなさい!
そんな食べ方はしない!」
(イタリア語)
とダンナがピピウを叱りました。
確かに、イタリアでは皿を置持ち上げるのはマナー違反。
でもさ、よく考えたら…
この夏、和食で白いご飯をお茶碗で食べるときは「お茶碗を持ちなさい!」と私に散々言われ、イタリア料理を食べているときにちょっと皿を持ち上げたらバッボ(父)に叱られ…
ピピウ、ちょっと気の毒
結構前から、汁物、スープを飲むときは
「これは日本料理?イタリア料理?」
「これ、スプーンで飲む?」
と聞いてくるようになったピピウ。
なので、教えたとおり、日本とイタリアではマナーが違うということはそれなりに理解していると思われるのですが…
どの皿を持っていいかどうかはまだちょっと区別がついていないようです。
難しいよね💧
ちなみに、我が家は家での食事マナーについてはそんなに厳しくないと思います。
親がテキトーなのでね。
でも、ピピウにはやはり必要最低限の食事マナーは日本のものも、イタリアのものも教えておかなければと思います。
そう思うんですが…
実はけっこう難しくないですか?
特に小さな子供には。
だって、日本の常識がイタリアでは非常識、イタリアの常識が日本では非常識な場合が食事マナーに関してはけっこうあるような気がします。
でも、これもピピウがイタリアでも日本でも恥をかかないため。
やっぱり両方教えておくべきだとは思うので、これからも区別して教えようとは思いますが…せめて間違えたからといって怒らないようにはしようと思います。
あと、箸ね
日本では5歳児は余裕で箸使ってますよね?
本腰入れて、箸の使い方も教えないとダメかも…
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