初めてのお手紙 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

日曜日の今日はNICU友達家族とお出かけ。



アレッツォ県のポッピという町にある動物園へ行ってきました。


私たちは去年の10月に訪れて以来2回目、友達家族は初めての訪問です。




着いてまず最初に数種類の鷹とミミズクのショーを見ました。







これがなかなかの見応え。
(前回行った時は時間が合わなくて見なかったので、私たちも今回初めて見ました。)


ここで飼育されているコウノトリたちも空を舞い、本当に素晴らしかったのですが…



ピピウとTくん、


興味示さず。



ま、そんなもんよね真顔





そして、フィレンツェよりもかなり涼しい場所なものの、30度はあったため、動物たちが小屋から出て来ず、肝心の動物がほとんど見られないというオチ💧




白いロバは見れたけどね。



でも、これって、動物園じゃなくて、牧場レベル?💧




ただ、ここは公園としてもかなりきれいな場所なので、散歩するだけでも気持ちいい!…それが救いでした。


結局、ピピウとTくんは運良く見れた数少ない動物にはほとんど興味を示さず、園内を流れる小川、草、砂利や設置されている遊具で遊ぶのに大忙し真顔





…💧




動物園じゃなくても
よかったね真顔


動物園は春か秋が良い真顔



と実感した今回でしたが、ま、友達家族と一緒で楽しかったから、これはこれで楽しい日曜日でした。






3時半くらいになって、子供たちが

「おやつ!おやつ!」

と、おやつコールをするので、フィレンツェに帰るのに越える峠、コンスーマでスキャッチャータを食べることに。



コンスーマ。
フィレンツェ県とアレッツォ県の境界の峠。
標高が高く、夏でも涼しいので、フィレンツェ人の避暑地として有名、人気です。


そして、そこにあるお店のスキャッチャータがフィレンツェ人には超有名。


「週末、コンスーマにスキャッチャータを食べに行ってきた。」
って言うフィレンツェ人はけっこう多いです。


それを象徴すべく、スキャッチャータのお店で、ピピウのクラスメイトの2家族に会いました笑い泣き





私たちもキノコとサルシッチャ(イタリアンソーセージ)が入ったできたてのスキャッチャータを購入。


子供たちもモリモリ食べました!



私も久しぶりに食べたんですが…


美味しかったわー目がハート


コンスーマを通りかかる際はオススメですよ。





で。


ここから本題指差し





私たちが座ったテーブルの側に、絵葉書のスタンドが置かれていました。


もちろん観光客用に販売されている物で、トスカーナの有名な観光地や景色の写真の絵葉書です。



それを見たピピウが、なぜか絵葉書が一枚欲しいと言い出しました。



そもそも、それが絵葉書で、絵葉書とは何か知らないピピウ。


ピピウに、
「これはね、メッセージを書いて誰かに送る物なんだよ。ピピウ、メッセージをまだ書けないでしょ?」
と言いました。



ピピウ、ひらがなの"読み"はできても"書き"がまだできません。



でも、

「書く!メッセージ書く!」

と言うピピウ💧





言ったな?


本当に書くな?



「じゃ、日本の
じいじとけいこ
(日本のばあばは呼び捨て。みんなが呼び捨てにしてるから。)
に自分で
ひらがなで書くなら
買ってあげる。」


と言うと、

「うん、書く!」

と言うのです。





でもね…

絵葉書を買っても、最近は国際郵便用の切手をなかなか売っていないのですよ。


フィレンツェの歴史地区、観光地ど真ん中のタバッキ(タバコや切手、バスのチケットなどを売っている店)ではまだ扱っているところもあるんですが…私の住む地域、フィレンツェ市内でも住宅地では探しまわって、一軒も売っている店を見つけられませんでした。


お店の人に「歴史地区ならともかく、ここの辺では扱ってる店はまずないと思うよ。郵便局へ行った方がいい。」とアドバイスされる始末💧


郵便局も葉書を送るためだけに何十分も待つのって…💧


って訳で、歴史地区へ行った時に切手を買って出したんですが…



今、私も夏休みで授業がないから仕事で歴史地区へ行かないし💧





でも、現在、ピピウの日本語強化期間で、本人がひらがなを書く気になってるし、夏休み中だからこそ時間もあるし、ピピウと郵便局へ行って並ぶのもいいか…


と思って買いました。




そして、家に帰り、晩御飯の後、ピピウが
「じいじとけいこに絵葉書、書く!」
と言うので私が手本を別の紙に書いて、それを真似してピピウが書きました。



ピピウが書いたのは…


"じいじ

けいこ

ピピウ"

(↑書いたのはもちろん本名ですが)


の三行。





でも、初めてピピウが自分一人で書いたお手紙です!


今週中には郵便局へ一緒に行って、送ろうと思います。


さて、届くのに何日かかるかな?



ピピウの初めてのお手紙。


日本の祖父母のもとへ無事届きますように。













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