イタリア ロックダウン緩和 その後 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

イタリアのロックダウン緩和から約1週間が経とうとしています。
トスカーナ州は5月1日から住む市町村内を徒歩や自転車で散歩することが認められているので、私とピピウが外に出るようになってから1週間以上経ちます。



毎日、朝とお昼寝の後、ピピウと散歩をしています。

ほとんどの公園は閉まっていますし、開いている広い公園も遊具は使えないよいになっています。

開いている公園があっても人が少し多いところへは行っていません。
だから、本当にただ道を歩いているだけなんですが、それでもピピウにとっては家の中より刺激的です。

散歩以外はロックダウン中と変わっていませんが、それでも私たちにとっては大きな生活の変化です。






4日からロックダウン緩和になって、外に出るのは危ないかなと危惧していましたが、正直な感想として、近所を散歩する限りはそうでもありません。




というのも、仕事が始まった人が多いからか、車は多くても、道を歩いている人はそれほど多くないのと、すれ違う人たちはかなりの確率でみんなマスクをしていますし、歩道ですれ違う際もソーシャルディスタンスを意識してお互いできるだけ離れてすれ違います。

狭い歩道では、距離を取るために私たちが通るのを立ち止まって待ってくれる人もいますし、私たちも立ち止まって道を譲ることもあります。



テレビニュースや、同じフィレンツェ市内の別の地区に住む知り合いからは、
「マスクをしていない人もけっこういる」
「マナーがなっていない」
「ソーシャルディスタンスが取れていない」
といった声を聞くこともありますが、
私がピピウと近所を散歩している限りはそうでもありません。


だからこそ、毎日ピピウと散歩に出かけられるのです。







先日、散歩途中、近所の八百屋の前を通ると、4~5人の人たちが店先に並べられた野菜や果物を立ち止まって見ていました。

すると、店の中から店主が出てきて、
「みなさん、お互い近すぎるから、もっと離れてください。」
と言いました。

その言葉に耳をかさなかったある年配の男性。

すると、店主がその男性に向かって、
「すみませんが、もっと下がってくださいよ。近すぎるでしょ!」
と少し大きな声で言いました。

男性はそれに怒って、店主に文句を言って、どこかへ行ってしまいました。




現在開いている店は、国、州、市町村が定める規定に沿って営業しないと罰せられます。

だから、経営者側も必死なのでしょう。





BARもオープンしていますが、店内には入れず、店の外で注文し、コーヒーやブリオッシュを持ち帰り。

一人ずつしか対応できないので、BAR前に少し列ができていることも。






ロックダウン前は、まさかこんな光景を見るとは予想もしていませんでしたが…。




慣れる必要がありそうです。





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~今週のおすすめ~


 

 


森永さんの回し者ではないんですが…💧

ほんとにおすすめなので。


常温で長期保存可能な豆腐!

しかも、ちゃんと美味しいです。

日本の技術はすごい…。

ロックダウン生活、海外生活には重宝します。