フルタイム・マンマになって2年 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

先週、ピピウがNICUを退院してからちょうど2年が経ちました。

 

なんだか…

 

ずっと、ずっと昔のことのような気がしています。

 

 

当時の日記を読み返してみると、そこにはあふれんばかりの喜びと、病院スタッフへの感謝、それと同時に退院後の不安が書かれています。

 

 

退院した当時、ピピウはまだ1日20時間、点滴に繋がれていました。

 

さらに、処方されたいくつかの薬をそれぞれ決まった時間に与え、ミルクも決まった時間に与え…

 

慣れていなかった分、時間もかかり、もうそれだけで1日が終わっていました。

 

 

吐いては着替えさせ、

💩をすれば服を汚すのが常だったのでまた着替えさせ…

1日に5回も着替えさせるなんてこともありました。

 

点滴に繋がれていましたし、カテーテルもあったので、

汚れてもピピウの体をシャワーで洗い流すなんてことも無理でしたから、

洗面器にお湯を入れて、濡らしたコットンでおしりから首まで拭いてました。

 

着替えの際、裸にするので、カテーテルを引っ張ってしまわないか心配でした。

 

 

そんなだったピピウが今では…

 

 

 

点滴をしていません。

 

カテーテルさえありません。

 

トイレも特に💩は失敗せずに便座でできるようになりました。

 

1日が終わるまで、一度も着替えさせなくてもいい日がほとんどです。

 

💩の回数も安定してきており、1日に2、3回。

 

 

本当に、2年前と同じ子供でしょうか?

 

 

 

 

ピピウは生まれてから7か月間、自分の家に来たことがありませんでした。

 

なので、NICU退院をした日は私が24時間フルタイム・マンマになった日でもあります。

 

 

まだまだ、母親として成長しなければならないことは多々。

 

人一人育てる身として成長しなければならないことは多々。

 

 

でも、ピピウと一緒にボチボチがんばります。

 

 

 

2年前の退院日

高カロリー輸液点滴1日20時間。

 

1年前の退院記念日

高カロリー輸液点滴週3日夜間のみ。

 

今年の退院記念日

点滴無し。中心静脈カテーテル無し。

 

 

 

 

生まれてくれてありがとう。

 

生きてくれてありがとう。

 

成長してくれてありがとう。

 

そんな当たり前のことを改めて振り返る日でもあります。

 

 

 

 

 

 

 


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