先週、ピピウがNICUを退院してからちょうど2年が経ちました。
なんだか…
ずっと、ずっと昔のことのような気がしています。
当時の日記を読み返してみると、そこにはあふれんばかりの喜びと、病院スタッフへの感謝、それと同時に退院後の不安が書かれています。
退院した当時、ピピウはまだ1日20時間、点滴に繋がれていました。
さらに、処方されたいくつかの薬をそれぞれ決まった時間に与え、ミルクも決まった時間に与え…
慣れていなかった分、時間もかかり、もうそれだけで1日が終わっていました。
吐いては着替えさせ、
💩をすれば服を汚すのが常だったのでまた着替えさせ…
1日に5回も着替えさせるなんてこともありました。
点滴に繋がれていましたし、カテーテルもあったので、
汚れてもピピウの体をシャワーで洗い流すなんてことも無理でしたから、
洗面器にお湯を入れて、濡らしたコットンでおしりから首まで拭いてました。
着替えの際、裸にするので、カテーテルを引っ張ってしまわないか心配でした。
そんなだったピピウが今では…
点滴をしていません。
カテーテルさえありません。
トイレも特に💩は失敗せずに便座でできるようになりました。
1日が終わるまで、一度も着替えさせなくてもいい日がほとんどです。
💩の回数も安定してきており、1日に2、3回。
本当に、2年前と同じ子供でしょうか?
ピピウは生まれてから7か月間、自分の家に来たことがありませんでした。
なので、NICU退院をした日は私が24時間フルタイム・マンマになった日でもあります。
まだまだ、母親として成長しなければならないことは多々。
人一人育てる身として成長しなければならないことは多々。
でも、ピピウと一緒にボチボチがんばります。
2年前の退院日
高カロリー輸液点滴1日20時間。
1年前の退院記念日
高カロリー輸液点滴週3日夜間のみ。
今年の退院記念日
点滴無し。中心静脈カテーテル無し。
生まれてくれてありがとう。
生きてくれてありがとう。
成長してくれてありがとう。
そんな当たり前のことを改めて振り返る日でもあります。
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