日本人として物申したい! | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

年末にFBで見た書き込み。

 
 
フィレンツェにあるとある日本食レストランのイタリア人オーナーが、トリップアドバイザーに書かれた自身のレストランへの批判的なコメントに対して批判した内容の書き込みを彼のFBページにしていました。
 
トリップアドバイザーに書かれた批判的なそのコメントの内容とは…
「店員は日本人でなく、イタリア語もろくに話せない中国人だった。」
とか、
「蟹の代わりにスリミ(カニカマ)が入っていた」
とか、
「春雨焼きそばの具が新鮮じゃなかった」
とか言った内容でした。
 
 
そのコメントに対して、イタリア人オーナーは怒っている様子。
 
彼が書いたFBのコメント欄には、彼のお客さんやお友達(イタリア人たち)が「レストランを間違っているんじゃないか?」「君たちはフィレンツェ一の日本食レストランだ!」などなどコメントを残しています。
 
 
私はそのレストランへ行ったことはないのですが、行った日本人のお友達と、私の日本語の生徒さんたち(日本滞在歴あり)は、「店内のインテリアは非常にいい」「味は悪くはないが、和食ではない」「他の中国人経営の和食レストランと同じ感じ」「店員さんたちはみんな中国人だった」と言っていたんですね。
 
私はトリップアドバイザーのコメントを鵜呑みにするタイプではありませんし、別に店員が中国人、シェフが中国人だろうが、気分良く食事ができて、料理が美味しいのなら、特に問題無し!喜んで食べに行くタイプです。
 
ただね…
 
レストランのオーナーが批判的なコメントに対してこうした子供じみた行動をする時点でちょっと不審に思うし、彼のFBにコメントを残したイタリア人たちだって「フィレンツェ一の日本食レストランだ!」とか言いつつ、日本へ行ったことはもちろん、本物の和食を食べたことさえない人たちがほとんどだろうし、そもそも…
 
“春雨焼きそば”は中華じゃー!
 
と、言いたい。
 
 
「創作和食」であることの認識がオーナー自身無く、更にそれを客に「これが本当の日本料理だ!」と言い切っているところが、私はあまり好きじゃありません。
創作和食はそれはそれで私は好きです。カルフォルニアロールも好きです。でも、それが“和食”かというと…やっぱり違いますからね。
 
 
 
現在「和食」はユネスコ文化無形遺産に登録されているようですが、日本人としては本物の和食を多くの国の人たちが知ってくれることを祈ります。
 
それに関してはミラノで開かれた食に関する万博で、日本のパビリオンは大きな役割を果たしたと思います。
 
でも、その開催国であったイタリアでさえ、イタリア全体でみると和食の認識度なんてこの程度のもの…。
 
 
 
 
本当の和食を広めるために、日本の飲食店さん、イタリア進出してくれませんかね?
イタリア、和食ブームですよ。
本当の和食を広めてください!
 
 
 
 
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