日本人へのお願い | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

 

前々から時々生徒さんたちに言われてたことなのですが…

 

先日、日本語上級レベレルの生徒さんにも同じことを言われ、改めて「日本人ってそうなんだ…」と思ったこと。

 

 

 

生徒さんたちが言うに…

 

 

 

日本人は小さい「っ」を小さく書かない!…場合が多い。

 

 

 

手書きの文章でのやりとりがめっきり減ってしまった今日この頃。

 

日本人の友達や知り合いのいる生徒さんでも、手書きの文章でやりとりをすることはほとんどなく、メールやスマホでのメッセージでやりとりをするため、問題ないと言えば問題ないのですが、あるとき、日本人の手書きの文章を読むと、小さい「っ」なのか、大きい「つ」なのか、区別がつかなくて困ったというんですね。

ほとんどが大きい「つ」に見えるようです。

 

上級の生徒さんは他の生徒さんたちと比べ、やはり語彙力がある(ボキャブラリーが多い)ため、「っ」でも「つ」でも、どちらの「つ」か言葉から判断できるようですが、中には知らない言葉ももちろんあるわけで、生徒さんにとって新しい語彙の場合は「っ」なのか「つ」なのかはとても重要なのです。

 

 

そうね…。

日本語が母語の人は「っ」だろうが、「つ」だろうが、言葉から判断できますよね。

でも、確かに日本語が母語でない学習者にとっては難しい!

 

あと、漢字ね。

 

漢字も雑に、サササッと日本人が書いたものは

 

「教科書で習った漢字と同じとは思えない!」

 

となるそうです。

 

 

文字と言うのは日本語だけでなく、その他の言語でも、誰にでも筆癖というものがあるもので、全く同じに書くことは相当難しいのですが…この生徒さんたちの意見、私も分からないでもありません。

 

私も、イタリア人がサササッと書いた筆記体は読めませんからね真顔

 

それと同じかも?

 

「A」なのか?「O」なのか?とか、「M」なのか?「N」なのか?とか…解読に時間がかかります。人によっては筆記体が本当にミミズに見えます。

 

 

なので、授業中の板書は、特に初級クラスでは丁寧に書くようにしていますし、小さい「っ」と大きい「つ」も意識して書くようにしています。

 

 

でも、ある日、自分で書いた走り書きのメモを見ると…確かに小さい「っ」も、大きい「つ」の大きさになってたのには「生徒さんの言う通りやな~。」とちょっと笑えてきました。

 

 

ですので、日本語を母語とするみなさんにお願いです。

 

日本語を母語としない人に日本語の文章を手書きする時は小さい「っ」と大きい「つ」の違いを意識して書いてあげてください。

できれば漢字も丁寧に書いてあげてください。

 

 

 

イタリアで日本語を教える一日本語講師からのお願いでした。

 

 

 

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