今回知ったイタリアの事実 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

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イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

先日、イタリアでは国民投票がありました。

 
国民投票で問われたのは、国会議員の数の縮小と、国と州とで分担している交通・運輸などの権利の国の専権化(中央集権化)、県を廃止し州の下には直接都市や市町村を置くという2層構造化などが柱だったようです。(私が理解する限り)
 
これは、今となっては前首相のレンツィ首相が推し進めてきた改革。
 
で、今回の国民投票はレンツィ氏の改革の是非を問うかというよりは、レンツィ氏の信任投票のような形になってしまったようです。
 
というのも、レンツィ氏にまだ追い風が吹いていた時、「この国民投票で改革賛成の票が得られなければ辞任する!」と言っちゃたとかなんとか…。
 
そりゃ、改革に賛成の人でも、レンツィ氏を支持したくない人は反対票を入れるよね?
 
結局、国民投票でレンツィ氏が掲げた改革案は賛成票過半数を得られず…辞任となったのでした。
 
 

 
 今回の国民投票で初めて知ったイタリアのことがあります。
 
 
~その1~
 
イタリアの国会議員数は950人!
 
ちなみに日本の国会議員数は717人らしいです。
 
イタリアの人口は日本の人口の半分ですから…多くないかい!?
 
あ、でも、世界的に見ると、人口の割に日本の国会議員数というのは少なめだそうです。
 
 
~その2~
 
イタリアの上下院は同等の権限を持つ!
 
えぇ!それじゃ、どうやって法律決めるの!?
 
日本の場合は衆議院の優越がありますよね。イタリアはそれがないってことは…いつまでたっても堂々巡りなのでは???
 
 
 
 
 
 
私はイタリア永住権を持ってはいますが、国籍は日本のままなので、ここイタリアで投票権がありません。
 
だから少し無関心…というのもあるのですが、今になって知ったこの事実…。
 
いやー、国によってシステムって本当に違うんですね~。
当たり前のことだけど、しみじみ実感。
 
ま、日本のシステムがイタリアのよりいいとは限らないので、イタリア人からしたら大きなお世話だと思いますが、私はちょびっとビックリしたのでした。
 
 
ただの独り言。
 
 
 
 
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