イタリア人の特技 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早に20数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

 
 
私が思うイタリア人の特技は…
 
 
 
 
 
他人の話題を自分の話題にすりかえること。
 
 
 
 
ま、日本人でもその特技を持った人が時々いますが…
 
 
 
例を言うと…
 
 
「私、先日、◯◯へ行ってきたんだよね〜。」
 
と、そのことについて話しだそうとすると…
 
「あ、私も行ったことある!◯◯って××だよね〜。でさー、△△でしょ?□□だしねー。」
 
みたいに、お題をかっさらっていく。人がけっこういる。
 
 
 
 
こんなことを書くのも、実は先日の授業で…
 
 
 
「茶道を一度見てみたいんですが…」というお願いの仕方が出てきたんですね。
 
 
上の文末、“…”の部分に「見せてもらえませんか?」とか、「誰か紹介してもらえませんか?」と付け加えなくても、「〜んですが…」と言えば、日本人の場合は察してくれると。
でも、それはイタリアでも同じはずだよねと。
 
すると、イタリア人の生徒さんたちは、
 
「確かに、そこまで言えばイタリア人でも“お願いしてるんだな”と察する人もいるよ。でも、はっきり言わないと、“私は華道を見たいんだよね”とか、“私は茶道見たことあるよ!茶道ってね…”と自分の話題にすりかえる人もたくさんいるよ。」
 
と。
 
 
 
 
 
 
確かに真顔
 
 
 
 
 
 
イタリアでは、「私は」「私が」といったアピールがすごいです。
 
 
他人よりも、まず「私」
 
 
でも、イタリアはそういった文化、自己アピールをどんどんしていかないといけない社会なので、それが悪いこととは一概に言えません。ただ、自己アピールが苦手、「出る杭は打たれる」の社会で育った日本人は不快に感じることが多いと思います。
 
 
 
「そういえば、私、言いたいことがあって話し始めたのに、いつの間にか話題をもっていかれちゃったな…めんどくさいし、もういいや。」
ってことが、イタリアではけっこうあります。
 
 
 
 
ダンナもときどき、これをするんですよ。ザ・イタリア人。
 
その場合ダンナには私が話したいことがあるの。」と自分に話題を戻しますが…
 
他のイタリア人だとなかなかそうは言えません。さすがにね。
 
 
 
 
 
複数のイタリア人たちの中で、話題の中心になるのは至難の技です。
 
 
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