新年から泥棒を見る | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

ふと、去年できるようになったことってなんだろう…


と思って


最初に頭に浮かんできたのが…


AKB48の曲を初めて口ずさめるようになった


でした。


こんなでいんだろうかと、新年早々不安になったシェコです。

フィレンツェからこんにちは。


いやね、YouTubeで「あさが来た」を見てるんですよ。


それで、覚えちゃったんですよね(一部だけだけど)。


私がイタリアに移住してから流行しだしたAKB48。


メンバーを誰一人知らないし、曲も今まで聞いたことなかったんですが…


ついに、ふと口ずさんでしまうくらい覚えてしまいました。


「思い通りにならない日は~ あし~たがんばろう~♪」


って歌詞が何気に好きです。







さて、そんなことはどうでもいいんですが。


昨日(日曜日)のお昼に、ショッピングセンターに買い物に行きました。


食品が足りなかったので、私たちはスーパーに行って食品を買ったんですが、

このショッピングセンターには他にも衣類を扱っているお店など、

いろいろお店が入っています。



日曜日のお昼時ということもあってか、あまり人のいなかったショッピングセンター。


買い物を終えて、駐車場に行くのにエスカレーターに乗ろうとすると…


私とダンナの後ろから、

12~13歳くらいの女の子二人がすごい勢いで走ってきて、

私たちを抜かして、

エスカレーターを駆け下りました。


何なの?と私がビックリしている横で、ダンナが…


「ああやって盗むんだよ。」


とポツリつぶやきました。



むっはてなマーク


最初、なんのことだか私は分かりませんでした。



ダンナは


「ジンガリだよ。」


と。




ジンガリとはイタリア語でジプシーのことです。


未だにこのジプシーと呼ばれる人たちの存在が理解できていない私ですが、

少なくともイタリアでは

老若男女を問わず、

物乞いだとか、盗みだとか、いろいろな悪いことをする人たちが多く、

いい印象はありません。



よく見かける女性のジプシーと言えば、

長い黒髪を結って、ながーいスカートをはいていて、

お世辞にも清潔とはいえない格好をしているんですが、

私たちの前を駆けていった女の子たちは

イタリア人の女の子と変わらない格好をしていて、

見た目、全く普通だったのです。

だから、「まさか。」と私は言ったのですが…


その女の子たち、あんなに勢いよくエスカレーターを駆け下りたにも関わらず、

屋外に出ず、何か少し二人で話し合った後、

またエスカレーターに乗って逆戻りしてきたんです。


下に降りる私たちと、逆戻りしてきたその女の子たちと、

エスカレーターのレーン越しにすれ違ったのですが、

彼女たちの手には、

タグのついた服がありました。


もちろん、袋にも何も入っていません。


彼女たちとすれ違った後、ダンナが「これで確信した?」汗




それにしても、どうして彼女たちはそのまま逃げず、後戻りしてきたのか?


私たちがエスカレーターを降りて、自動ドアが開き、外に出ると、そこには警備員さんがいました。


あぁ、だからか。




とにかく、あんなに堂々と、しかも中学生くらいの女の子が泥棒するなんて…とやっぱりショックな私。


でも、ダンナ曰く、「女の子だから泥棒しやすいんだよ。」と。


なぜかというと…



たとえば、逃げようとする少女を男性警備員が捕まえたとして、

捕まった少女は

「警備員に胸を触られた!」

「性的暴力だ!」

みたいな感じで逆に訴えてくるということがこれまでにもあったとか。

それが、未成年の少女となると更に男性警備員の立場は弱くなるらしく…。

(ま、それはジプシーに限らず、悪い人というのはどこにでもいて、きっと同じ手段をつかうのだろうけど…)


やっぱり社会って理不尽なことがいっぱいと思った正月の日曜なのでした。










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