私のダンナもそう言ってたし、
日本へ行ったことのあるイタリア人生徒たちのほとんどもそう言ってたし、
関空からRomaへのアリタリアの機内で日本を旅行したイタリア人観光客もそう言っていたこと。
日本のお店に入ると、
たとえ客と目が合っていなくても、
たとえ客との距離が10メートルあろうとも、
たとえ客が見えていなくても、
「いらっしゃいませ~~~」
と大声で言う日本人店員さんたちにビックリする…と。
これ、日本へ行ったイタリア人のほとんどがビックリしています。
イタリアでは店に入ると、店員も客も挨拶をするのが普通です。礼儀です。
でも、目が合った客とだけです。
店員全員が入ってきた客に挨拶をするわけではありません。
そして挨拶の声はそんなに大きくないです。
本当にフツーの“挨拶”。
日本のお店では自動ドアが開いたとたん、
店に足を踏み入れたとたん、
「いらっしゃいませ~~~~~~」が
店のあちこちから聞こえてくると
しかも、大きい声で言うから、怒鳴っているように聞こえることがあるようです。
日本へ行ったイタリア人はありとあらゆるお店で、
「いらっしゃいませ~~~~~」
「いらっしゃいませ~~~~~」
と聞くものだから、
「いらっしゃいませ~~~~~」
という日本語はバッチリ覚えて帰国します。
しかも、
「いらっしゃいませ。」
という言い方ではなく、
「いらっしゃいませ~~~~~」
って言い方です。
分かってもらえるでしょうか?
目も合ってないのに、客の気配を察知して
「いらっしゃいませ~~~~~~」という日本人店員さんは
イタリア人からするとちょっとヘンだそうです。
で、よく、イタリア人生徒さんから、
「“いらっしゃいませ”って言われたら、
なんて返事するんですか?」
と聞かれるんですが…
日本人は何もいいませんよね?
普通、何も言わないと言うと、
「日本人はあんなに礼儀正しいのに、
客は店員に挨拶しないんですか!?
ヘン!」
という意見もたくさん。
確かにねぇ…
せっかく人が「いらっしゃいませ」って言ってくれてるのに、
何か返す言葉ってないんですかね?
「どうも」とか、「こんにちは」とかになるんでしょうか?
そこのところ、イタリア人客のほうが礼儀正しいですね。
イタリアでは客と店員は対等の立場…と言っても過言ではありません。
でも、日本ではお客様は神様ですからね。
やっぱりその差なんでしょうか?
あと、居酒屋さんとラーメン屋さんに入ったイタリア人もよくビックリしてます。
あの、テンション高くて、大声でオーダー取る店員さんたちに。
日本人は活気があっていい!って思うと思いますが、
イタリア人は「怒鳴ってる…」「怒ってる?」と感じるようです。笑
これもまた日本文化。
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