世界共通なんて書いちゃいましたけど…
日本とイタリアのケースしか知りません
でも、おそらく、これは世界共通だろうと思われる母親心のお話。
私のダンナ、好んで食べないものがいくつか…
ほうれん草
うさぎの肉料理
ブロッコリーのオレッキエッテ(耳たぶの形をしたパスタ)
嫌いなわけではないんです。
ただ、あまり食べたくないらしいんです。
と、いうのも…
これらの食材、もしくはメニューは、
ダンナが幼い頃、自分、もしくはダンナの妹かパパが「おいしい」と言ったがために…
毎日のようにテーブルにならぶことになった食材、もしくはメニューらしいのです
限界に達したダンナは、「もう食べたくない!もう食べない!」と宣言し、それ以来、本当に実家でその食材、メニューを食べることってほとんど無かったらしいんですけど…
私はこれらの食材、メニューが好きなので、時々作ると、それは一応食べてくれます。
そういえば…
私の父も…
「子どもの頃、“こんにゃくが好きだ”と言ったら、毎回、毎回、こんにゃくを食べさせてくれたけど…」
と、苦い顔をしてとあるおばさん(?)のことを語ってました。
だから、どこも同じなんだな~と。
私の母だって、私とダンナが日本に帰るとなると、私とダンナの好物を食べさせてやろうと、いろいろ考えてくれてますからね。
ま、私が日本に帰る回数なんて、1年に1回か、2年に1回のペースなので、同じメニューでも飽きたり、イヤになることはないでしょうが。
母親心ですよね。
好物を、美味しい物を子どもたちに食べさせたいという
10月のこと。
私とダンナがダンナの実家で夕食をご馳走になった時のこと。
新メニューがあったんですよ。
豆なんですけどね。
なんていう豆か分からないんですけど(緑っぽかった。でもグリーンピースではない。)、セイジ、ニンニクと一緒に煮込んで、塩・胡椒で味付けし、それにオリーブオイルをかけて食べると…
美味しかったんです
私 「マンマ、これ、おいしいね」
と、私が言うと、
マ 「そう?♪食べなさい♪たくさん食べなさい♪」
と。
それから2週間後。
また、ダンナの実家に夕食をご馳走になりに行くと…。
あったんです。
また、あの緑っぽい豆が!
ま、2週間経ってるし、まだ2回目だし。
私はその日も美味しく豆をいただいたわけです。
前回、豆が出たときにいなかったダンナの妹家族も喜んで食べてたわけです。
が…
すでに危機を感じている人物が一人。
ダンナです。
家に帰ってから、
ダ 「ほら。シェコが“おいしい”なんて言うから…すでに2回目だぞあの豆!気をつけろ~!そうじゃないと一生食わされるぞ~!」
大げさな…
この前の週末、実家にご飯を食べに行ったときには、緑っぽい豆はありませんでした。
だからきっと大丈夫じゃない?
毎回緑っぽい豆が無いことを祈ります