ついにここまできました… | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早に20数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

そうなんです。


ついにこの領域にまでたどり着いたんです…


豆腐を自分で作るまでに!!!!



いやね、海外生活の基本って、


無いなら自分で作れ。それか、あきらめろ。


じゃないですか?



イタリアでも豆腐は売っているものの…異様に賞味期限が長い!


豆腐って生ものでしょ?賞味期限が数ヶ月って…おかしくないですか????


それでも、その豆腐を今までに何度か口にしたことはあるのですが…

まぁ、美味しいわけもなく。


しかも、ダンナが日本で美味しい豆腐の味を覚えてしまったので、

イタリアの賞味期限の長い豆腐では満足させることができなくなりました。





ある日のこと。


知り合いのイタリア人(奥様は日本人)と話していたところ、

「我が家は家で豆腐を作るよ。」と。


それから、奥様にお話を伺うと…

日本でニガリを購入し、お家で豆腐を作ってるんですって!


そういえば、大豆はイタリアでも売ってますからね。

できないことも無いのか?



と、言うわけで…


夏、日本に帰った時にニガリを購入し、イタリアで豆腐作りに挑戦ですグー



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大豆はNaturaSiという天然素材の食品なんかを扱っているスーパーで購入。

でも、後日、COOPでも売ってるのを発見!しかも値段は半額でした…同じイタリア産なのに。

今度からはCOOPで買おうと思います。


ちなみに、ニガリも固形の物ですがNaturaSiに売ってました。



大豆を一晩水につけ、翌日ミキサーにかけ、煮込んで…豆乳を作ります。



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ちなみに、私は豆腐は好きですが豆乳は嫌いです。

豆乳は飲めません。

まさか、人生のなかで豆乳を自分で作る日が来るとは…



それから、綿の布でこして、豆乳おからに分けます。


本当におからができました。(当たり前ですけど)

自家製おからって…スゴイ…と自分で感心。



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おから、半分は今晩、卯の花にして、残り半分は冷凍しようと思います。



さて、できた豆乳を鍋に入れて80度くらいにし、そこにニガリを投入…


すると、バター?チーズ?みたいに水と分解し始めました。


それを竹のざる(日本から持参)にとって…


ざる豆腐の出来上がり♪



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味見してみるとね…


豆腐の味がしました。ホッ。




意外と簡単にできたんですけど、ただ、時間と手間がかかる!(豆乳作るのにね)


でも、大豆と水とニガリだけで、豆腐とおからが楽しめるっていいですよね?

得した気分♪


今回、湯葉は取れなかったんですけど、うまくいけば湯葉もできて、3品できたも同然じゃないですか?


すごいわ大豆!




豆腐を作ってみて…

ついに私もここまできたなと…。

私を知る誰が、「シェコが豆腐を家で作る」などと考えたでしょうか?

絶対に誰も考えてないし。私自身も考えてもみなかったし。


ま、お料理上手の方が多いので、こんなに低レベルで恥ずかしい話ですけどね汗


すっごく美味しいお豆腐というわけにはいきませんが、賞味期限数ヶ月の豆腐よりは安心して食べられます。笑





と、言うわけで、今晩は和食の我が家です割り箸



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