自分の本当の姿を知る魂の旅〜ケララ・アーユルヴェーダのパンチャカルマ | アーユルヴェーダのある生活のススメ|BODY MIND SPIRIT

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五感と直観を活かして、健康で美しく幸せに生きる術を発信中。アーユルヴェーダをこよなく愛する祈り人。のべ6000人の施術経験者セラピスト。遠隔健康診断、各種ヒーリング、イタリア美容雑貨販売。

BUONGIORNO!こんにちは!
山田佳奈です。

 

なんと、日本から持ち帰ったグッズのおかげで、

フィレンツェの自宅で、よもぎ蒸しができる環境が整いまして!!!

 

 

 

少なくとも週に一回、体を蒸し蒸ししていて、呼び起こされてきた記憶があります。

 

 

 

それが、インドでのアーユルヴェーダ体験のこと。

 

 

アーユルヴェーダのアヴィヤンガ(オイルトリートメント)は、

毒素(アーマ)を油で浮き上がらせた後、

発汗することで、カラダから完全に排出させることで、終わります。

 

 

ただ単に、オイルマッサージをして終わり!というわけではないんです。

 

 

 

こんな木の箱に顔だけ出る状態で、蒸し蒸しされるんですけど、

これがまた、ボットボトに汗が出てきて、油と一緒に流れていく感じが、

なんとも言えない気持ち良さでして。

 

 

よもぎ蒸しが、その感じを思い出させてくれました。

 

 

蒸し蒸し感と、ボットボトの汗の感触(笑)

 

 

体の中に毒素(アーマ)が溜まっている時の汗の感じと、

そうでない時の感じって、実はちょっと違う。(当社比ですw)

 

 

なんというか、匂いとか質感とか、汗の流れる感じとか、

全然違うんです。

 

 

何回か繰り返していくうちに、正常な状態になったらいいなあと思っているのですが、

そこで、ふと思ったこと。

 

 

6年前のパンチャカルマセンター滞在時の私。

 

 

カラダに何か異常があるかどうか、というのは、

逆に言うと、正常な状態を知らずして、異常があることはわからず、

異常がないと、正常であることがわからないということでもあります。

 

 

現代人は、どうやら、後者の歪んだ価値観がお好きなようで、

 

 

常に、異常があって、たまに正常という

何とも『悪趣味』な日常を好んでいるように見えて仕方ありません。

 

 

実際は、正常がずーっと続いて、たまに異常が出ても、すぐ気付けるという

前者の方が好ましいわけで、

 

現代人にありがちな、『いつが本当の健康体だったのかわからない』なんて状態は

由々しき事態なのです。

 

 

私は、この『本当の健康体』を

『本当の自分らしさ』だったり、『本来の自分』と表現することが多いのですが、

これを、ケララ(南インド)でアーユルヴェーダの治療を受けている時に感じました。

 

 

12日間トリートメントを受けて、

何もせずに人間として、自然の中で暮らす。

 

 

という体験の中で、

これまでに感じたことのない至福感と、体の軽さと重さ、

それから、波風の立たない精神状態を感じました。

 

 

 

もう、ほんっとに、別人のようなカラダ。

天国にいるかのような幸福感。

 

 

反対に言えば、これまでいかに肉体を無視して過ごしてきたか。

肉体に感謝することなしに、酷使だけをしていた日常を、ありありと感じました。

 

 

 

背筋が自然と伸びて、

息が普通に深く吸える喜び。

 

 

これまでにない感覚は、

インドから帰ってきても続いて、

異常を感じるごとに、正常を呼び起こす手伝いになりました。

 

 

 

そんなインドから丸6年が経過して、

だんだん薄れてきた正常の感覚。

自分の本当の姿。

 

 

それをまた感じるために、今年11月には、またインドで

アーユルヴェーダを受けたいと考えていたりします。

 

 

アーユルヴェーダのパンチャカルマ(治療トリートメント)は、

ワンクールで12日間。

約2週間の旅を、ご一緒できる方がいたら、嬉しいなあと思っていたりします。

 

 

 

 

 

リトリートの日程・料金などは、現地ドクターと連絡を取りながら、

今、決めているところですので、また詳細が決まり次第お伝えできればと思っています。

 

 

アーユルヴェーダの知恵は知るだけではなくて、

実際に日常に使うもので、体験して初めて良さがわかります。

 

いろんな場面で、知恵を使っていただけたら嬉しく思います。