実はティモボルALCに手を出していた。
クリッパーCCは木材だが板厚が7mmあり、サーブやチキータでの回転のかけやすさがそこまである訳では無かったからだ。
もっともブロックや上回転のラリーでは押し負けることもパワーロスも少なく、その点についてはとても気に入っている部分ではあるのだが。
最近はダブルスでの試合がかなり増え、台上や自分では無いボールに合わせる必要があり、板厚を薄くし、弱いインパクトでも回転をかけやすく、合わせやすい用具が欲しいと思ったわけである。
そこで、ピックアップしたのか板薄編み系特殊素材の王道ティモボルALC。
アウターではあるが、薄いしアリレート入りなので、回転のかけやすさは充分あるだろうと見込んだわけである。
バタフライの顔とも言えるティモボルALCは万人向けに作られてるだろうという勝手な思い込みもあった。
結果(クリッパーCCとの比較)
いやいや全然硬い。
めっちゃ弾く。
誤魔化し効かんし。
地味に球が軽い。
下回転打ちのむずさ。
ブレードに食い込ませて打ち込む感じが無い。
インパクトの許容範囲の狭さよ。
これほんまアリレート入ってんの?
という風に感じた。
何度練習しても感覚は掴めず、大会でも使用したが全く使えず。
周りからもてめぇとはつり合ってねぇよとの声もチラホラ。
ティモボルに両面テナジーというイケイケ大学生のテンプレ仕様なわけだが、僕には全く合わなかった。
イケてもないし大学生でもないので仕方ないのかもしれない。
隣の芝生は青く見えたわけだ。
てかティモボルどうこうりも、今までどれだけクリッパーCCに助けられてたかよく分かった。
持ち前のボールタッチの悪さ、センスの無さを彼女が吸収し、補正してくれてた感を凄く感じた。
失って初めて分かる大切さ。
(失ってはいないけど)
人間ってつい今あるものが当たり前かのように思ってしまうけど、本当はそうじゃないんだぜってこと。
その後クリッパーCCに戻したわけだが、やはり浮気したことでかなりぎこちなくなってしまった。
4回くらい話し合って完全にヨリを戻した結果ある大会で優勝しました。
何度浮気してもいつも受け入れてくれている。
ありがとうクリッパーCC。
あー、次はインナーかなー