プロ野球チームの中から
出場権を得た2015年度最強チームが
トーナメント戦で争い
その年の女子野球の日本一を決める



その第5回大会(会場:埼玉県営大宮球場)も
兵庫ディオーネの優勝

…去年は天候不良

グランド状態も悪い中行われたけど
今年は3日間とも天候に恵まれた

そんなジャパンカップ

全3日間のうち2日目だけだったけど


全11チームで戦う今年のトーナメント
大会2日目は、準々決勝の4試合と


…今日の埼玉地方、風も穏やかで


と、仕事終わりに駆けつける


第1試合は



…準々決勝第1試合は
常笑野球がモットー、ジャパンカップ初出場




4大会連続出場、
昨年はプロチームを破った強豪大学チーム


ピッチャーは
両チームとも先発が投げ続けてた




尚美学園大学は
昨年ベストスマイル賞を受賞した


試合途中からの観戦だったけど
高橋選手は
チェンジアップでタイミングを外し
吉川選手は
スライダー系の変化球で得点を許さない
ナイスピッチング


…試合はそのまま進み、引き分けとなり




抽選の結果…


抽選だったとは言え
1対1のロースコアで
大学チームが高校チームに敗れる波乱に





創設から3大会連続出場のプロチーム




女子硬式野球部の創設は2013年
創部3年目にして
夏の選手権大会でベスト4に入り
今ジャパンカップに初出場してきた新鋭



そんな両チームのスタメンは



アストライア先発は今シーズン限りでの
現役引退を表明している



初回、

動揺したのか


そこは百戦錬磨のベテラン




打線は2回、3回のチャンスに
♯22今井志穂選手


タイムリーを放ち






投手陣は3回から


持ち味の緩急抜群の投球で
相手打線をまったく寄せ付けない
超ナイスなピッチング

…6回からは


コントールにばらつきはあったけど
持ち前のパワーピッチで
ストレート狙いの相手打者と真っ向勝負

…試合は終始危なげなく
アストライアペースで進み、





もっと得点はできたと思う、けど
作新学院先発、♯1小笹優奈選手に
うまく打たされてしまったかな







過去4大会のうち2大会で優勝している
『兵庫ディオーネ』


2大会連続4回目出場の強豪
『花咲徳栄高校』




試合は
初回からディオーネ打線が襲いかかる
♯3大山唯選手の犠牲フライなどで



ディオーネ先発はパワーピッチが
持ち味な♯13宮原臣佳選手

花咲徳栄高校の保護者の方も
『速いぃ~





4回にはディオーネ打線が大爆発し





その後も
ディオーネが圧倒




…この試合では
プロ入り内定が決定している


…したけど、
ディオーネ打線につかまり大量失点

そんな中、花咲徳栄高校側の応援席からは
松谷選手への応援大合唱が



あんまり好きじゃないけど、
これいうのだったらいいかな





…陽が傾き



ジャパンカップすべてに出場している
女子プロ野球年間女王『京都フローラ』


高校ナンバー1チーム『埼玉栄高校』




フローラ先発は
今シーズン、リーグ最多勝利な



立ち上がりに乱れることもあるけど
今日は持ち前の打たせてとるピッチングで


一方、埼玉栄高校の先発は
♯17清水美佑選手(高2)だったけど
ストレート狙いのプロ打者から
ストレートで空振り三振に仕留めるなど
かなりの



…試合は2回表埼玉栄高校が
プロ入り内定が決定している
♯60海老悠選手の2塁打と
送りバントからチャンスを作り

ここでスクイズを敢行





先制され、
プロも寄せ付けない清水美優選手の
ナイスピッチングにこれはもしかして

と思ったけど
打線が二巡目に入った4回裏
さすがなプロチーム

♯3三浦伊織選手


連続タイムリーで






でもそれ以上は得点を許さなかった

♯17清水美優選手はやっぱりすごかった

…この先、野球を続けるかは
本人の意志だけど



試合展開は終始、1点を守りきる強さか
それをはねのけ
逆転する強さを見せられるかって、
プロと高校チームとは思えない
ものすごく締まったいい試合だった






今年で5回目を迎えたジャパンカップ

この大会を通じて
プロを目指そうと思ったり
打倒プロチームを目標に燃えたり
逆にプロチームは絶対に負けられない
プレッシャー中での戦いだったり
女子野球のレベルアップにつながっている
ジャパンカップの開催、
その意義はすごく大きいと思うし
その熱い戦いを見ることができるのは
すごく貴重だと思う
…敵わないとあきらめるのか
それとも、


