人は聞きたくないことは聞かないようにできている。



けして比喩ではなくて。




駅の人の流れに身を任せてふっと放心した時など、それまで気付かなかっただけで多種多様の音に曝されていたことに驚かされる。




そんな音の洪水に閉口していると5時の方角から鼻歌が聞こえてきた。




その人は消防団員風のいでたちをしている。




ワタシを追い越して行った後ろ姿のバックパックからラッパのマウスピースがのぞいている。




こうでなければとか、かくあるべしなんてものはなくて本当はどうでもいいんだよね。




まあ、便利だからいうんでしょうね。




こうすべきです!貴方のやり方は邪道です。




ってね?